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システムエンジニアはきつい!?3つの視点で誤解を紐解く|素人必見

転職前に必読|システムエンジニアの仕事きつい?新3Kでない証明キャリアアップ

システムエンジニアの仕事きついって言われてるけど本当?
IT土方・新3Kって言われてるけどなんで?

といった疑問に答えます。

結論、システムエンジニアはきつくなく、魅力的な職業と言えます。

本記事を読むことで、システムエンジニアがなぜきついと言われているか?その理由を理解できます。さらに、記事後半で、システムエンジニア職の魅力に関して解説します。

✔記事の信ぴょう性

米にてシステムエンジニア→現、某一部上場企業の情報システム部門、管理職として活躍中。システムエンジニア・社内SEとしての両面の経験からリアルな声・実態の情報をお届けできます。

システムエンジニアがきつい・新3Kと言われている3つの誤解

  1. きついのはシステムエンジニアではなくプログラマやテスター
  2. システム開発できついのは2次受け・3次受け
  3. システムエンジニアの仕事はきついというよりも恵まれている
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1 きついのはシステムエンジニアではなくプログラマやテスター

システムエンジニアってきつい!と定義されるほとんどのケースが、システム開発のシステムエンジニア・プログラマ・テスターを混同しています。

つまり、IT業界システムを開発従事者全体をさし「厳しい・きつい」と言っている場合が多いです。

この違いを理解することで、巷の「システムエンジニア(広義で)のきつい!」と言った意見に惑わされなくなります。

システムエンジニアとプログラマやテスターの違いとは?

IT業界の仕事は、領域ごとに様々な職種に分かれています。例えば、システムエンジニア、社内SE、プログラマー、WEBディレクター等です。この違いがポイントです。

  • システムエンジニア=上流工程の要件定義~基本設計を担当
  • プログラマ=下流工程の開発・テストを主に担当
  • オペレーションエンジニア=運用工程を担当
  • データベースエンジニア=ミドルウェアのデータベースの設計を実施
  • ネットワークエンジニア=さらに下位層のネットワークの設計構築を実施

そもそも、ITっていろんな仕事あるって知らなかった!業界・職種の違いを更に詳しく知りたい!方は、 「 システムエンジニアまる分かり「2業界/全6職種」一覧【徹底解説】」をご覧ください。

ここまでの理解が進むと、巷の広義で言われているシステムエンジニアの仕事がきついといった発言も見分けられるようになります。

巷のシステムエンジニアと他IT職種を一括りにした例

3位のSE プログラマーも広義で一色単にされます。大事な職業は間違いないですね。こんな感じです。

システムエンジニアとプログラマ一色単にしているのは理解したけど

まだ、システムエンジニアはきつくない!の説明になってない!

システム開発できついのは2次受け・3次受け=プログラマ・テスター

火の無い所に煙はたたずIT職にはきつい仕事が存在するのは事実です。この違いの理解にはIT業界の産業構造の理解が必要です。

ポイントは以下です。

・ システム開発におけるシステムエンジニアの担当領域の違い
・IT業界の構造が、プログラマをIT土方に仕立て上げる

先ほどの以下の図(IT技術相関図)からもう少し分かり易いように工程と関連する登場人物を抜粋します。

ITナビ

抜粋し見やすく下図が以下です。この図を使いまずはシステムエンジニアの担当工程の違いが【仕事のきつさ】にどう直結するか解説します。

システム開発で本当にきついのは、下流工程の担当職

開発の工程は、上流工程の要件定義・基本設計から始まり、下流工程の開発・テストに流れます。先ほどのIT職の担当領域の違いを合わせて図にすると以下の様になります。

一般論ですが、何事も物事のしわ寄せが来るのは下流工程です。

システム開発でも同様です。【しわ寄せ】を構図にすると以下です。

上流工程で発生するプロジェクト遅延等はプログラマで吸収します。

プログラマの後にもう一度、システムエンジニアが登場しますが、しわ寄せは大抵おグラマ(テスターを含む)に集中します。

つまり、システムエンジニアがプログラマやテスター(上記の図では割愛していますが存在します)にプレッシャーを与えます。

こんな構図の理解が誤解解消の1つ目です。

システムエンジニアがプログラマ・テスタを追い込むのは業界構造が関係

開発工程の左の軸に注目ください。

IT業界も建設業同様、上段の大手が案件を受注し中小企業が下請けする構造です。

reactive-lightbend-platform
出所:ThinkIT

・大手Sier、お客様から仕事を受諾
・中堅Sier、その全部・又は一部の仕事を請け負い
・最後に中小Sierもしくはオフシェア、システム開発を請負う

このような構造の為、「プログラマ」のお客様は「システムエンジニア」です。つまり、プログラマはシステムエンジニアに対して立場が弱いです。

プログラマはしわ寄せをお客様には寄せれないので自身(プログラマ)で吸収する必要があります。

実際、要件定義フェーズの遅延等を大手Sierは納期を変えず、プログラマで遅延のリカバリが結構横行しています。

つまり、プログラマやテスターはきついということになります。

3 システムエンジニアの仕事はきついというよりも恵まれている

システムエンジニア職が魅力的な理由「新3K軸で分析」

システムエンジニアの仕事がきつい!!と言われている背景に、IT業界のもっている仕事は過酷なイメージがありました。

ツイッターでも同様の感覚です。

ここら辺の事実を、システムエンジニアの仕事内容に迫ることで、今ではシステムエンジニアは魅力的な仕事である事実を解説していきます。

Iシステムエンジニアの仕事は新3Kの「きつい」・「安い」・「帰れない」と言われていたりします。

その新3Kの軸で、システムエンジニアの仕事はきつい・新3Kの誤解を解いていきます。

・きつい  システムエンジニアの仕事は新技術の勉強が必要
・やすい  システムエンジニアの給与は業種比較で100万高い
・帰れない システムエンジニア残業は他業種よりは多い

システムエンジニアの仕事は新技術の勉強が必要なのは事実

ここまでの説明でシステムエンジニアとプログラマ・業界構造で本当にきついのはなんのIT職か?を解説しました。

しいて、システムエンジニアできつい点を挙げるとすれば勉強量です。

IT技術は日進月歩しています。これにより、枯れている業界と比較し学ぶ量が多くなります。これを面白い!と思わない人にはシステムエンジニアは向いていません。

AI/AWSを筆頭に数年前までは世に無かったサービスが生まれ、どんどん世の中を良くしていくドライバーになっているのもITです。システムエンジニアはそのを担うチャレンジングな職業です。

システムエンジニアとしてどんな勉強が必要か?もしくは、システムエンジニアを目指し勉強を始めたい人におすすめは、「【厳選3冊】社内SE一年生にお勧めな本【先輩の変な知識の前に】」の記事で紹介しています。

システムエンジニアの給与は業種比較で100万高い

システムエンジニアは金銭の面できついのか?

システムエンジニアの年収は他業界比較で100万円高い傾向です。つまり、お金がもらえなくてきついといった状況とは対照的です。

・Sier システムエンジニアの年収平均は550万円
・全業種平均の454万円よりも96万円高い
*社内SEの平均は510万円

更に詳しく、社内SEとSier SEの年収の違いは、現SEが詳しく解説する社内SEとSEの「年収」の違い で解説しています。

システムエンジニア残業は他業種よりはきつめの約20時間

他業種に比較しシステムエンジニアの残業時間は長めです。

システムエンジニアの平均残業時間は統計では約20時間という結果です。

出所:ジョブハンティング

他業種と比較しても1位の運輸業・郵便業についで職種で2番目に残業が多い職種となっています。

資料:厚生労働省「平成26年度 毎月勤労統計調査」 単位:時間

1位 運輸業/郵便業  25.4時間 ダントツ首位
2位 情報通信系   20.2時間
3位 建設業     18.4時間 
*ソースが違う為上記残業時間と差分あります。

ワースト1位ではないですが、他業種比較では残業は多めです。多めですが、残業時間に関してネガティブな印象を必要以上に持つ必要はありません。

残業時間がシステムエンジニア職がきつい判断材料にならない理由

・働き方改革でシステムエンジニアの残業時間が減少

昨今の『働き方改革 』 で日本のどの業種でも残業時間が減少しています。以下のグラフでは上記とソースが違うので、若干の数字の差分はありますが、残業時間傾向を掴めます。

2012年から2018年の6年間で、残業時間が劇的に減少しています。

・20代、42%減少
・30代、37%減少
・40代、35%減少

最大で月20時間の残業の減少です。毎日1時間早く帰れている違いは大きいです。夜の1時間で得られるリラックス度合いは相当心理的に違います。

このシステムエンジニアの働き方改善は今後も継続すると考えるのが自然です。

システムエンジニアの仕事が今後さらに魅力的な2つの理由

システムエンジニアの仕事が魅力的な2つの理由

「システムエンジニアってきついの?」に関して解説してきました。ここからはシステムエンジニアの魅力に関してもご紹介してます。

①将来もシステムエンジニアの需要が拡大する傾向
②社会的地位も改善。子供にまで人気

①有効求人倍率でみるシステムエンジニアのニーズ増加

現在、第4次産業革命の中にいます。 *第4次産業革命ご存じない方は 『 第4次産業革命/Industrial4.0とは?社内SEが取るべき2つの行動』をご覧ください。 ITが中心になり、産業構造の改革が世界各国の至るとこで進んでいます。したがって、IT業界の雇用ニーズは今後も増加します。

一言でいうと、ITはHOT!!です。緑色がITの求人倍率です。ITのみ伸びているのが一目瞭然です。

出典元:株式会社インテリジェンス「転職求人倍率レポート(2016年4月)

今後のシステムエンジニアの雇用も明るくIT人材は人気

以下のグラフは、『2030年におけるITの需要予測 』 を実施しています。将来のIT需要は拡大を続け79万人の、人材不足が予想されています。

今後のシステムエンジニアの雇用も明るくIT人材は人気
出典:経済産業省

システムエンジニアにさらに追い風が、日本の遅れているEC化率です。

日本も諸外国なみにEC化が浸透すれば上記予想を上回るシステムエンジニの需要増が予想できます。更に詳しい日本の遅れているEC化の実態に関しては、「 システムエンジニアに朗報!?日本の遅れているEC化の実態 」 を参照ください。

②システムエンジニアの社会的知名度・人気も上昇中

海外ではITと言えば高給取り、子供にも人気の職種でもあるにもかかわらず日本ではあまり人気がありませんでした。しかし、状況は変化しています。

2017年の『将来なりたい職業』、中学生・高校生に人気の職業の第1位はなんと、システムエンジニアです

システムエンジニアの社会的知名度・人気も上昇中
出所:IoT Today

足元のシステムエンジニアの置かれている状況を見ると非常に魅力的であることが理解できます。

システムエンジニアはきつい!?3つの視点で誤解を紐解くのまとめ

システムエンジニアの仕事はきついとされていました。しかし、実際には、システムエンジニアとプログラマを混同していたり、IT業界の構造を理解していなかったり、システムエンジニアの現在の恵まれた状況を正確に把握していないことが原因でした。

今後、ビジネスにITは不可欠です。システムエンジニアは確実に需要が見込まれ成長する市場です。システムエンジニアに興味を持たれた方は、ドアをたたいてみるのも選択肢です。