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1-2 シンプル!! IT業界の2業界6業種を分かり易く解説

IT業界まる分かりITスキル

社内SE・Sier SE・SES・プログラマって何が違うの?
IT業界ってどうなってるの?全貌を知りたい

といった悩みを解決します。

この記事を読み終わる頃には、以下が体系的に理解できるようになります。

  • IT業界の全体構造が分かる
  • IT業界の業種の違いが分かる社会人になれる

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ITの2つの業界構造【BtoBのSier】と【BtoCのWeb系】

IT業界は、誰を顧客にビジネス展開しているか?で2つに分類可能

IT業界の構造に関して抑えておきたいポイントは以下の2つです。

  • IBtoC=WEBとBtoB=Sierの違い
  • WEB業界・Sier業界のセグメンテーションの違い

IT業界はBtoC=WEBとBtoB=Sierに分類

IT業界は、B2C(Business-to-consumer,)、B2B(Business-to-business)なのかで2業界に分けるのが一般的です。

これでは、テレビ業界で言う「お笑い 」 ・「報道 」 ・「映画 」 等々分かれていると同じ位ざっくりしています。

業界 主な違い
WEB業界 一般顧客を相手に主にWEBサービスを提供 Google、Facebook,Line
SIER業界 ビジネスを対象にIT製品・サービスを提供 日立・野村総研・アクセンチュア

一般消費者向けにビジネスを展開するBtoCのほうが断然知名度は高いです。一方、ビジネスでシステム開発と言えば、上記図右の、日立、野村総研、アクセンチュアといった名前を耳にするようになります。

WEB業界・Sier業界のセグメンテーションの違い【図解】

WEB業界・Sier業界の仕事の収入源の違い

WEB系企業とSIERの違いをもう少し踏み込んで解説します。

一般的なWEB系とSierのセグメンテーションは以下です。

Web系企業
主に、自社サービスをお客様に提供し収入を得ています。

SIER系企業
受託開発をお客様から頂き収入を得ています。

一般的にSierとWEB系の違いの理解はこれで十分です。

補足ですが
時々、WEB系で受託開発、SIERで自社サービス提供しているのも見かけます。しかし、提供される品質は、専門の企業にはかないませんので、そんな企業を目にしたらイレギュラーだと認識できるようになりましょう。

経済産業省登録システムインテグレータの一覧 - Wikipedia

IT業界を6つの職種に分類

IT業界を別の切り口で、6種類に分類し解説

IT業種一覧:何のサービスを提供しているか?で6つの職種に分類

IT業界を6種類に分類します。分類の考え方は、何のサービスを提供しているか?で分けられています。

✔IT職種一覧

IT関連職種 職種の違い
1 インターネット・WEB業界WEBサービスの提供
2 通信業界通信サービスを提供
3 ソフトウェア業界ソフトを提供
4 ハードウェア業界ハードを提供
5 情報処理サービス業界Sier・コンサルサービスを提供
6 社内SE社内でIT業務を担当する仕事

上記のIT職種を今度は、代表企業を入れ図解すると以下の様になります。

IT業種は、誰に何のサービスを提供しているか?で6つの職種に分類

先ほど、上記で解説した構図も合わせると、上段の企業が下段の事業会社(BtoCは話がややこしくなるので割愛)にサービス・商品を提供します。

この構図が抑えられると、IT業界の全貌を理解できます。

ここからは、各業界・業種に関して更に分野ごとに詳しく説明していきます。

インターネット・WEB業界概要

インターネット業界・WEB業界は、インターネットを活用したEC/SNS等のサービス提供を主にBtoCで展開する企業が多いです。

広義の意味で、Web系のサイト制作・広告等々の企業向けのサービスを行う企業も含んでいます。

良く知られている、企業は、Google、Amazon, Facebook, Line, 楽天等です。

ちょっと、注意が必要な点は、大手企業では、事業を拡大させハードウェア等の分野にまで進出していたりもする企業もあります。例えば、Googleをホールディングするアルファベットは傘下の企業で車の開発等も行っています。

インターネット・WEB系はITを駆使したサービスをお客様に提供

通信業界概要

通信業界は、ソフトバンク、AU、ドコモ等インターネットを活用した通信サービスを提供する企業です。携帯キャリアのシステム開発を行う職種です。

これらの企業のITとして就職した場合は当然、その通信サービスを開発・設計するのが主業務になります。

通信業界系はITを駆使した通信サービスをお客様に提供

ソフトウェア業界概要

ソフトウェアの開発を行う業界で、マイクロソフトやオラクルのように、汎用的なパッケージを作成し販売する企業をさします。

このソフトウェアの分類には、マイクロソフトの様にOSを作る企業もあれば、スマホアプリを開発する企業等もあり開発言語も多岐にわたります。

通信業界系はITを駆使した通信サービスをお客様に提供

ハードウェア業界概要

ハードウェア業界は、多岐わたるインターネットと接続するデバイスを扱う企業を分類します。パソコン、スマートフォン、家電、ゲーム機等があげられます。

これらのエンジニアをハードウェアに組み込んで開発するため、組み込み系エンジニアと呼んだりもします。

ハードウェア系はITに関連したハードウェアをお客様に提供

情報処理サービス業界

情報処理サービス業界は、システムインテグレータ(SI)とも呼ばれます。

BtoBの企業にシステムの導入に関する要件定義・開発・運用等一連のサービスを提供します。

難しく言うと、ビジネスに必要な、IT業界のすべてのサービスを統合し(WEB/ソフトウェア/ハードウェア)お客様のビジネスに貢献します。

簡単に言うと何でも屋です。 情報処理サービス系はITに関連した統合サービスをお客様に提供

✔合わせてお勧め記事

社内SE

以下、写真の下段の事業会社に属する社内SEを紹介します。

世の中には、沢山の事業会社が存在します。例えば、食品業界では、日清。化粧品では資生堂、流通業界では、佐川等々です。

それらの事業会社でお仕事をするシステムエンジニアの方を、社内SEと呼びます。

社内SEの仕事には、自社内で使用する情報システムなどについて、IT戦略の策定やシステム企画、設計、運用・保守、ユーザサポートまで幅広い業務が含まれます。

社内SEは自社のITを使った業務に幅広く関与

社内SEの仕事内容に関しては、「社内SEの業務内容・仕事量・進め方教えて!【現役社内SEが解説】」の記事で詳しく解説しています。

社内SEとSier SEの違いは、「社内SE/Sier SEの違い比較【求人倍率・年収・スキル・残業】」の記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

SES

SI/SIerはすでにご紹介しましたが、SESに関しても触れておこうと思います。SESはSystem Engineering Serviceです。簡単に言うと技術派遣サービスです。

システムエンジニアさんを客先に派遣・常駐させ技術的な支援を行う仕事です。よく巷で耳にする常駐SEがこれに該当します。

SESは システムエンジニアさんを客先に派遣・常駐させ技術的な支援を行う仕事

IT業界・システムエンジニアと言っても、所属するビジネスによって仕事内容が違いそうなイメージがついたのではなないでしょうか。  

 

ITの職種を知ろう!社内SE・システムエンジニア・PGの違いは?

ここまででお伝えしたこと

  • BtoBとBtoCで分類されるIT業界の違いが分かる 済
  • Sierの業種の違いが分かる 済
  • ITの職種の違いを理解しよう ←ここからの説明

ITシステム開発には、大きく分けて、要件定義設計開発構築・導入運用・保守という工程が存在します。この工程事に、職業があります。その担当分野ごとに職業に名前が存在し分類されています。

ITのシステム開発工程で理解するIT関連職業の違い

出所:ITナビ
  • SE・PM・PL:上流工程と言われる要件定義・設計に携わりシステムのグランドデザインを実施
  • PG:上流の工程で設計した設計図に基づきコーディングを担当しプログラムを作成
  • データベースエンジニア:ミドルウェアのデータベースの設計を実施
  • ネットワークエンジニア:さらに下位層のネットワークの設計構築を実施


といった役割・領域の違いがあります。さらに詳しくは、「システムエンジニアの仕事きつい?SEとPGの違い新3Kはどっち?」の記事で、Sierの仕事の構造とシステムエンジニア・プログラマ等の違いを解説しています。

IT業界で働きたい!主なITの種類概要を知りたい【Sier SE/WEB】まとめ

IT業界・業種の様々な違いをご説明しました。

  • IT業界はBtoCとBtoBに分類可能
  • WEB業界で自社開発するWEB系企業と、BtoBを受託開発するSIER系に分類
  • システム開発工程ごとの担当領域の違いによる呼び名の違う