ビジネススキルを身につけたい

要約【社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール】を著者が紹介

ビジネススキルを身につけたい

2024年3月21日に、技術評論社様より自著【社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール】が出版されます。書籍の内容の一部を無料で公開します。

おかげさまで告知前だったのですが、沢山予約いただいている様でアマゾン週間ランキング12位となりました。感謝です。書籍に興味を持っていただいた方+未購入の方に、購入し失敗した!なんて事にならないように書籍の概要を記事にしました。


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背景

社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

まえがき

「上司・先輩が何も教えてくれない」
「社内SEが勉強すべき内容がわからない」
社内SEとして働くあなたは悩んでいないでしょうか?
その悩みは、社内SEを取り巻く構造的な問題に原因があります。

社内SE1年生が学びたくとも職場で学べない構造的な問題を解説しています。

その理由は以下の3つです。

▼ IT 需要の増加とプロジェクト優先の事業会社

ITの需要は年々増加していますし、今後も成長が見込まれます。様々なプロジェクトが社内SEに降り注ぎ、結果、社内SEのリソースは慢性的に不足しています。また、社内SEが働く事業会社では、社内教育よりもプロジェクトを優先する傾向があります。そのため、上司や先輩はリソースをプロジェクトに充てざるを得ず、上司・先輩は教えたくとも教えられない、という実態があります。

▼日本では社内 SE はマイノリティ

社内で学べないなら外に目を向けようと、本を探そうとしても課題があります。日本のIT人材の約7割はSIerなどのベンダー企業に所属し、約3割が事業会社などのユーザー企業に所属しています。海外ではこの比率が逆転し、ほとんどのIT人材がユーザー企業に籍を置いています。日本で社内SE向けの教材を探そうとしても、IT関連の教材の多くがSIer向けに作られています。社内SEにジャストミートしないのです。IT書籍を読んだ際に、「仕事に役立つ要素はあるけど、いまいちフィットしないな」と違和感を覚えたことがあるのではないでしょうか。

▼在宅勤務で職場からの学びが減少

ここ数年でリモートワークが定着しました。職場環境に身を置いて、上司・先輩の仕事ぶりや彼らとの雑談から “見て学ぶ ”機会が減少しています。

これらの課題を解決する手段として1冊の書籍にまとめています

【社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール】要約

社内SE1年生が抑えておきたい情シスの企画・要件定義・開発・運用の情報を以下の11章で解説していきます。

第1章~4章は社内SEの基礎情報です。

第1章では、社内SEがそもそも理解したい、現代の社内SEに期待されている事をグローバルの視点から解説し、その後日本のビジネス・ITを取り巻く状況を解説しています。その中でグローバル加速する第4次産業革命の状況や日本の少子高齢化と関連するITの期待を解説しています。

以下の図は、日本の少子高齢化の図解です。こういった日本のITを取り巻く足元の状況は社内SEだけではなくビジネスパーソンに共有に有益な情報です。

第2章では

社内SEが抑えておきたい社内SE1年生に求められるスキルと何から勉強していくべきかを解説していきます。社内SE1年生は社会人1年生でもあるケースが多く、ビジネスパーソンとしても学ぶことが沢山あります。とにかく時間が足りません。

そこで、即戦力として直ぐに使えるスキル・情報から優先して勉強する事により即戦力として活躍を狙えます。

第3章では

運用関連を解説しています。この理由は、社内SE1年生がいきなり企画や要件定義に携わるケースは少なく運用保守を担当する事が多い為です。この最初の3章までを読むことでそれまで手探りで誰にもろくに教えてもらえなかった社内SEとしての働き方が分かるようになります。

第4章では

第5章以降で解説するシステム開発工程における企画・要件定義・基本設計といった工程別のノウハウ・ルールの前にシステム開発の全体像を解説します。社内SEとしてシステム構築プロジェクトに参画する際に、プロジェクトの全体感を抑える事が可能になります。

又、情シスの組織として任せられる仕事とプロジェクトの違いも解説しています。この理解により、組織としてあなたに期待されてること、プロジェクトでの期待や立ち振る舞いが分かるようになります。プロジェクトにアサインされたばかりの人やこれからプロジェクトに参画する予定のある人に是非おすすめです。

第5章以降では

過去の経験から学んだシステム開発における勘所を沢山の図解を交え解説しています。また、各章の終わりでは、その章で特におさえておきたいポイントを各章の最後に纏めています。

5章以降で解説する各章の概要は以下です。

さらに詳細の内容をご覧になりたい方には以下の記事がお勧めです。システム開発で登場する英語を解説した記事ですが、書籍で解説した概要に基づき英語に解説しているので、各章でどんな内容を解説しているか気になる方には参考になります。

Amazoon: 社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

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