システム開発を学びたい!

コピペ可|システム開発でよく使う英語!まとめ。要件定義~運用まで網羅

システム開発を学びたい!
社内SE/SE
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システム開発の現場でよく使う英語を知りたい!
システム開発の各工程の英語名称を知りたい!

と言った疑問に答えます。

本記事では、システム開発の現場で使える英単語をシステム開発の全体像の説明と併せて実施します。結果として、システム開発で登場する英語を網羅的に理解する事が出来ます。どうしたら英単語力が無い中でも上手く英語圏の人のコミニケーションが出来るのかと言った部分も記事後半で解説します。

本記事の内容

はじめに:どうすれば英語圏の人と円滑に英語でコミニケーションが出来るかの解説
前半: システム開発の工程の英語名称を解説
後半: 社内SE・システムエンジニアが業務で使う英語フレーズを状況別に解説

システム開発の現場で使える英語をご紹介しコピペで使えるので是非ブックマークしご活用ください。

✔記事を書いた人

kato
kato

SIer SE→現、一部上場企業社内SE(IT歴15年以上)。海外在住約10年。現一部上場企業のグローバルITとして日々英語を使いながらシステム企画や開発に従事中。常に英語を使う環境で仕事をしている経験からリアルな情報をお届けできます。


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どうすれば英語圏の人と円滑に英語でコミニケーションが出来るか

システム開発の工程でよく使う単語を英語で表現

英語でのコミニケーションで一番重要な事は単語力ではありません。それよりももっと重要な事は、システム開発の知識です。ここでいう知識は何もシステム開発のコーディングを知っているや細かな開発に関連する知識を持っているという事ではありません。

どちらかと言うと、システム開発全般のフレームワークに近いです。

例えば、海外の方と英語で会話する際にシステム開発手法のV字モデルを前提にあなたが会話し、相手はアジャイルを想像しながら会話した場合、会話で認識齟齬は容易に起こります。

したがって、システム開発に関連したコミニケーションを上手く図りたい場合は全体感をまず初めに持つべきです。

社内SEの視点で、社内SE1年生が抑えておくべき開発に関連する全体感は以下です。

もし、そもそも上記の開発に関連するシステム開発手法の選択肢をご存じない方は、まずはその内容理解から始めるべきです。そうする事により、たとえ以下で解説する英単語を知らなくても、相手はスクラッチ開発のウォーターフォールによる構築の要件定義の次の工程の話をしているな!だったり、アジャイルのテストの話をしているなというそもそもを特定する事が可能になります。

こういった前提となる知識が不足していては、英語以前の問題でコミニケーションの認識齟齬が発生します。

本書では、上記のシステム開発におけるアプローチの選択肢を元にコピペで使える英単語を解説していきます。

システム開発の選択肢の英語

社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール】の書籍で解説させていただいたシステム開発の様々なアプローチの選択肢の英語をご紹介していきます。その後各選択肢の英語を解説します。

「社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール」の書籍内容に興味がある方は、こちらの記事で本の要約を解説しています。

一括りに「システム開発」と言っても、様々な工程も存在すれば、開発アプローチも多岐にわたります。あなたが、アジャイルの開発を想定していたのに、相手はウォーターフォールのシステム開発を想像して会話していては、コミニケーションミスが容易に発生します。そういった認識齟齬を予防する為に、全体像の英語から解説します。

システム構築のアプローチの選択肢ー英語

引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

上記図のシステム開発のアプローチの選択肢英語

事業戦略 Business Strategy
業務改善 Operation Kaizen or Operation improvement
ビーピーアール BPR(business process reengineering)
デジタル化 Digitalization
ディーエックス DX(digital transformation)

IT戦略 IT Strategy
エンハンス開発 Enhance System Development
スクラッチ開発 Scratch Development
パッケージ開発 Pacakge Development
クラウド利用 Cloud Solution

プロジェクト方針 Project Policy
書籍では、どのようにSierをシステム開発に活用するかのモデルを解説しています。この部分の選択肢の英語表現は活躍します。理由は、例えば、自社推進するという英語表現は、leading by ourselfやnot utilizing Sier to development, developing with internal SE/developers等々様々な表現が出来る為です。

システム開発方針 system development polocy
ウォーターフォール waterfall model
アジャイル agile model
ハイブリッド hybrid model

システム開発方針:ウォーターフォール、アジャイル、ハイブリッドの各選択肢で登場する英語

上記で解説したウォーターフォール、アジャイル、ハイブリッドのシステム開発方針・手法に関連した英語を更に詳しく解説していきます。

ウォーターフォールによるシステム開発 V字モデル英語

引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

英語版のウォーターフォールのV字モデルは以下です。直訳ではなく意訳なので1つの工程に対して耳にする英語表現の複数選択肢を記載しています。

要求分析 Requirements Analysis/ Business Requirement Specification
要件定義  Requirements Definition/ System Requirement Specification
基本設計 Basic Design/ High Level Design
詳細設計 Detailed Design/ Low Level Design
プログラミング Programming/ Coding
単体テスト Unit Testing/ UT
結合テスト Integration Testing/ IT
システムテスト System Testing/ ST
受入テスト Acceptance Testing/ User Acceptance Test=UAT
V字モデル:V-Model

英語でV字モデルにすると以下の感じになります。

引用元:JavaTpoint

アジャイルによるシステム開発の英語

引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

アジャイル開発 :Agile Development
スプリント Sprint
プラン (Plan)
デザイン (Design)
ビルド (Build)
テスト (Test)
レビュー (Review)
リリース (Release)
スクラム Scrum
スパイラルモデル :Spiral Model

ハイブリッド開発のシステム開発の英語

引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

ウォーターフォール開発 Waterfall Development
要求分析 Requirements Analysis/ Business Requirement Specification
要件定義  Requirements Definition/ System Requirement Specification
基本設計 Basic Design/ High Level Design
詳細設計 Detailed Design/ Low Level Design
プログラミング・開発 Programming/ Coding
アジャイル開発 :Agile Development
スプリント Sprint
プラン (Plan)
デザイン (Design)
ビルド (Build)
テスト (Test)
レビュー (Review)
リリース (Release)
結合テスト Integration Testing/ IT
システムテスト System Testing/ ST
受入テスト Acceptance Testing/ User Acceptance Test=UAT

システム開発の業務で登場する英語

システム開発を進める中で登場する英単語や使えるフレーズをご紹介します。まず初めに、解説の前提となるシステム開発の各工程別に使える英語を解説していきます。

本記事で解説するシステム開発のフェーズのグループ

起案・立上フェーズ
構築フェーズ(要件定義・基本設計・開発・テスト・移行)
リリース・運用

上記の切りを図で表すと以下のイメージです。書籍では、5章・6章で起案と立上を分けていますが、本記事では同じグループにし解説していきます。

引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

システム開発:起案・立上フェーズで登場する英単語

起案立上で実施する事は、ビジネス課題(WHY)を特定し施策(WHAT)を検討し、企画書を作り上げていきます。そのアイディアに基づきシステム開発(HOW)を一つの解決手段として推進します。システム起案で登場する単語は以下です。

引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

①施策検討  Project Initiation or Planning
  課題一覧  Issue List
  AS-IS業務フロー  Current Business Process Flow
②業務検討  Business Planning
  課題を特定  Identify Issues
  業務の取り組み概要  Overview of Business (project) Target
  To-Be業務フロー  Future Business Process Flow
  システム要求  System Requirements
  システム外要求  Non-system requirements
  想定効果  Expected Benifits
③システム化検討  Systemization Examination
  システム概要  System Overview
  システム運用  System Operation
④プロジェクト計画  Project Planning
  プロジェクトマイルストーン  Project Milestones
  体制  Organization Structure

システム開発:立上フェーズで登場する英単語

引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

上図を元にプロジェクト立上フェーズで登場する英単語をご紹介します。

秘密保持契約書 NDA:on-Disclosure Agreement
情報提供依頼書 RFI:Request For Information
提案依頼書 RFP:Request For Proposal
基本契約書 MSA:Master Service Agreement
作業範囲記述書 SOW:Statement Of Work
見積書 Quatation
体制図 Organization Chart

システム開発:構築フェーズで登場する英単語



引用元:社内SE 1年目から貢献!情シス 企画・開発・運用 107のルール

要件定義関連
要求分析 Requirements Analysis
要件定義 Requirements Definition

開発関連
基本設計 Basic Design
詳細設計 Detailed Design
外部設計 External Integration Design
構造設計 Structure Design
機能設計 Function Design
インターフェース設計 Interface Design
プログラム設計 Program Design
オフショア開発 Offshore Development
ニアショア開発 Nearshore Development
デバッグ Debugging

テスト関連
単体テスト Unit Testing
内部結合テスト Internal Integration Testing
外部結合テスト External Integration Testing
システムテスト/総合テスト System Testing/Integration Testing
負荷テスト Load Testing
セキュリティテスト Security Testing
バグ・不具合・障害 Bugs/Defects/Failures
バグFIX Bug Fix
パッチ Patch
暫定対応 Temporary Fix
恒久対応 Permanent Fix
ロールバック Rollback

トレーニング関連
システム操作マニュアル System Operation Manual
業務マニュアル Business Manual
トレーニング Training
トレーナー Trainer
移行関連 Migration-related

移行関連
データ移行 Data Migration
業務移行 Business Migration
過渡期 Transition Period
リリース(カットオーバー) Release/Cutover
切り戻し Rollback

システム開発:構築フェーズで登場する英語フレーズ

システム開発の要件定義で登場する英語フレーズ

スコープ内…scope in
スコープ外…scope out
拡張性…scalability
信頼性…reliability
予算を立てる…budget
交渉する…negotiate
見積もり…estimate
設計する…design
活用する…leverage
独自仕様の…proprietary
組み込みの…embedded
要件を固める…Fix requirement(s)
最終化する…finalize
一旦XXXを仮決めする…temporary decide XXX もしくは、tentitively decide XXX
ヒアリングする…conduct hearing もうちょっとおしゃれには proceed discovery phaseとか
落としどころを決めよう…let’s decide point where we can agree
相互理解…mutual understanding

システム開発の進捗管理で登場する英語フレーズ

進捗…progress
進捗報告…progress report
週次会議…Weekly meeting
成果物…deliverable
生産性…productivity
工数(人月)…man-month FTE
プロジェクトの開始…kick-off
プロジェクトの終了…cutoff
要件固め…fix requirement
マイルストーン…milestone
プロジェクトを率いる…lead a project
プロセスを加速させる…expedite the process
リカバリする…recovery
障害…incident / system issue
障害復旧…system recovery
業務回避…operational workaround
プロジェクトの概要…A brief on the project / summary of project
一番の問題…most vital problem / critical issue
問題の原因…root cause of the issue
課題…issues/problems
打ち手…counter-measure
作業分担…job allocation or task allocation
リカバリープラン: recover plan catch up plan
リソース追加…add more FTEs
不安定…unstable
通信エラー…network issue
アプリ障害…application issue

システム開発の開発管理で登場する英語フレーズ

仕様がなかなか決まらない→Defining requirements takes time./Customers have not finalized their requirements yet.
顧客と調整が必要だ→We need to sit down and talk with them.
すぐ確認します→I will check right away
見積もりについての考えを聞く→ask them for their opinion about our estimate
フォローする(≒催促する)→I will follow up
明日朝イチでやります→I’ll do it first thing tomorrow morning.
その問題は次期システムで対応する→fix the problem in the next system
運用でカバーする→back up by operation
今回はうまく切り抜ける→gloss over some issues this time
人件費を節約する→reduce personnel costs
仕様を書面にまとめる→write down requirements
見積もりを取る→get an estimate of
優先させる→prioritize/ put top priority to
~を担当する→be responsible for the …
現地で、現場で→on site
リモートで→off site / remote
パッチを当てる→apply patch
スコープ外です→It is out of scope
工数がかかります… increase man-hours.
仕様変更… changes in specifications.
コスト削減…eliminate unnecessary cost/cut the cost
要件がふくらみすぎ…customer’s requirements exceed our capability
納期に遅れ…extend delivery date/ pass the due date
若干遅れ…slightly behind the schedule.
休日出勤でキャッチアップ…work over the weekends to catch up with the schedule.
工数に影響が出る…affect man-hours
延期する…postpone the phase
前倒しする…move up the schedule/do ahead of schedule

システム開発のテスト工程で登場する英語フレーズ

テスト環境: test environment
本番環境:production environment
開発環境:development environment
初期設定: initial setting / initialization / default setting
検証環境:staging enviroment
リリース…system release/ go live/ cut-over
臨戦ルーム…war room

そのた:会議で使える英語フレーズ

全く同感だ…I agree with you
検討してみるよ…I’ll take it into consideration.
質問どうぞ…Feel free to ask any questions.
何か質問ありますか? Is there any question
会議の参加者…the attendees for the meeting
議題…agenda / topics
会議の日時…the date and time of the meeting
提案はありますか?…Does anyone have a suggestion for
根拠がない…There is no basis for it.
~の代わりに on be half of ~
質問ありがとうございます thank you very much for asking
3スライド目に移ります move onto page 3
〇〇さんに話してもらいます I will pass the microphone to 〇〇
↑かなり便利です
会議を閉めたいと思います…I would like to close the meeting

社内SE・システムエンジニアにお薦め英語業務支援サイト

Grammaly

英作文や英語の. 論文における文法・スペル・語彙を自動で修正・校正してくれるオンラインツールです。私も文法あってるかな?ってチャックする際に使ってます。無料版でも十分活躍します!!まだ使っていない人は今すぐ使い始めて下さい!本当に便利です。

Google翻訳:王道すぎるのでリンクだけ

・部分翻訳は Google翻訳でばっちり
最近は翻訳品質もかなり上がってきてる感じがします。システム用語もきちんと翻訳してくれます。

ウェブページ翻訳 – Weblio 翻訳 サイトを丸っと翻訳してくれる便利サイト

・サイトを丸ごと翻訳はウェブページ翻訳 – Weblio 翻訳 が便利
→Googleのサイト翻訳はもうなくなってしまったので、WEBLIOが便利
ですが、CHROMEだと右クリックで翻訳でも最近は品質が上がってきているのも事実です。

システムエンジニア・社内SEお薦め英語力向上に使えるサイト・ツール

1月24日
サイト分割し記事公開

隙間でPodcastを聞いて勉強

Podcast
技術系のPodcastを聞くのも英語学習の手段のひとつです。
たとえば、「The Changelog」というサイトでは、毎週オープンソース・ソフトウェアの開発者を呼んでインタビューをしていて、Podcastでインタビューを聞くことが可能

エンジニアの為の英語アプリ

エングリッシュ
システムエンジニアが開発現場で使える単語や構文を集めている学習アプリで、「脳科学に基づいた出題システム」によって効率よく覚えられます。

英辞郎 on the WEB Pro
英語を調べる際に是非持っておきたい最強辞書。英和・和英見出し項目数合計570万以上、英和例文数120万以上です。

SEコミュニティサイトで情報収集

Stack Overflow
毎月5000万人以上のエンジニアが技術情報の共有やQ&Aを行っているサイトで、わかりやすい表現でやりとりされているテーマが多いのが特徴です。

社内SE・システムエンジニアのお勧め英語勉強方法3選

英語ができる多忙なミドルクラス向け
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