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システム開発を学びたい!ビジネススキルを身につけたい

不測の事態の対応・備え方とは?数々のシステムトラブルからの学び

システム開発を学びたい!

全く想定していない不測の事態に直面し相当焦ってる
どうすればいいの?

といった疑問に答えます。

長年システム開発を行ってきた経験から、数々の不測の事態に直面しています。
例えば、
・システムリリース日当日に、大雪でベンダーさんが来れない
・リリースしてみたけど、本当に誰も予想していないバグが発覚
といった具合で数々の地獄をみてきました。

そんな状況下でも、上手く乗り切ることができてきた、不測の事態の対応方法・備え方を解説します。

システム開発の不測の事態に基づいていますが、考え方はシステム開発以外にも応用できるエッセンスになっています。

結論は、非常にシンプルです。
・今何ができるのかにまずはフォーカスする
・原因をとことん突き詰める
・次に備える

この3つを丁寧に行えば大丈夫です。

本記事で詳しく解説していきます。

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そもそも不測の事態とは何か?

不測の事態の意味とは?

不測の事態
読み方:ふそくのじたい

予期しなかった事柄。予測していなかった、思いがけないできごと。ふつう、悪い結果について用いる。

Weblio

不測事態の意味(図解)

不測事態の意味(図解)

あなたの予定通り未来が一番上です。これに対して、図では2つの不測の事態が発生したとします。

この不測の出来事が予定外の仕事、つまり不測の事態になります。この不測の事態で、予期せぬ方向に進み結果、当初の予定とのギャップが思惑・想定との乖離になります。

不測の事態のメカニズムは、この乖離幅が大きければ大きいほど精神的ストレスが大きくなります

でも、本当に乖離幅が大きいとイライラの原因でしょうか?

別のケースで検証してみます。例えば、誕生日会でサプライズのプレゼントをもらったとします。図解すると以下の図になります。この場合、ロジック的には先ほどご説明した構図と一緒にも関わらずイライラしません

つまり、不測の事態は悪い事ではないという事実に行き着きます。

つまり、もし仮にあなたに降り注ぐ、全ての不測の事態を成長のチャンスととらえることができれば、心のイライラはなくなります(相当難しい話ですが)。

私の場合、不測の事態はラスボスくらいに捉えこれをどう乗り切るのか?倒すのか?にフォーカスするようにしています。

不測の事態を乗り切る対応方法とは?

本題の以下3つのステップを解説します。

・今何ができるのかにまずはフォーカスする
・原因をとことん突き詰める
・次に備える

今何ができるのかにまずはフォーカスする

不測の事態が起こった場合、なぜ起こってしまったのか?から考え始めると精神的にきつく、思考が止まってしまいます。

まず初めにできる事・すべきことは、何を今すべきか?を考える事です。

例えば、大雪でリリース日に来れないベンダーさんがいた場合、
・タクシーで調整できるのか?
・リリースを午後にしたらインパクトは何か?
・リモートでできるようにどう調整できるか?
かなり、前向きに思考がまわります。

一方、なぜから考え始めると、、、
・なぜ大雪の予報を見ていなかったのか?
・なぜ徒歩で歩けるホテルに事前に調整していなかったのか?
・そもそも事前にそのタスクはできなかったのか?
・リモートでできるように調整できなかったのか?
・なぜ誰もこの事態に気を配らなかったのか
等々結構、あらさがしに近い思考に時間を使います。

しかし、こういった思考を巡らせても目の前の課題は解決しません。

根本原因の追究は落ち着いてからしっかりやれば十分です。

あなたの状況を解決に導くのは未来に今何ができるかの検討だけです。

原因をとことん突き詰める

事態がひと段落したら、なんとかしのげたと安心するのではなく、ここが原因をしっかり考えるべき時間です。不測の事態の振り返りなど辛くてやりたくないかもしれませんが、この時間が成長する人材とそうでない人材を分けます。

次に備える

しっかり振り返りができれば、次への学びや具体的なアクションに落とし込むことができます。しっかりとこの作業をやる人にとっては、1度おきた不測の事態は、次は想定の範囲内になります。

反省と振り返りを実施する人にとっては、この想定の範囲が次第に広がる有能な人材になることができます。

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