
社内SEの給与・年収って安いの?生きていけるのかな?
転職前に相場観おさえておきたいな
といった悩みに答えます。この記事で、社内SEの年収を詳しく見ていきます。
✔記事の信ぴょう性
SE歴15年。現大手EC企業の管理職&副業ブロガー。副業開始1年で月5万円を達成。
グローバル(’15か国以上導入)へ大規模ERPシステム開発・導入を実施。
2018年よりSE講師として100名弱の部下・生徒の教育を実施。
IT業界の業種別平均年収
平成30年の国税庁の民間給与実態調査によると、日本人の平均年収は約441万円です。一方、IT全体の平均年収は461万円と20万円高い傾向です。(出所: TECH NOTE )ITの業種別にみてみると以下の様になっています。
✔IT業種別平均年収
業種 | 平均年収 |
---|---|
IT全体 | 461万円 |
ITコンサルティング | 473万円 |
システムインテグレーター | 470万円 |
ハードウェア・ソフトウェアベンダー | 468万円 |
通信・データセンター | 415万円 |
社内SE | ???万円 |
様々なサイトの社内SEの給料を一覧にまとめ
サイト名 | 社内SEの平均給料 |
---|---|
求人ボックス | 500万 |
転職会議 | 475万 |
Mid-works | 514万 |
リクナビ | 510万 |
Doda | 549万 |
平均 | 約510万円 |
社内SEの平均給料は400万円後半から500万円中頃という結果でした。 平均すると約510万円です。国税庁の調査によると 日本のサラリーマンの平均給料が441万円 と言われていますので、社内SEの方が61万円高い結果となっています。社内SEの給料は恵まれている方だといえます。
上記でお伝えした結果が、企画~ヘルプデスクまで合わせての平均と考えると意外に高いなという印象です。実態として大手などでは、社内SEの企画・開発系は高収入で、サポートデスク等は比較的低賃金です。
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システムエンジニアはいくら?
厚生労働省が発表している賃金構造基本統計調査(平成29年)によるとシステムエンジニアの平均年収は550.8万円です。
✔社内SEとシステムエンジニアの年収比較表
業種 | 平均年収 |
---|---|
一般 | 419万円 |
社内SE | 510万円 |
システムエンジニア | 550万円 |
給与は企業サイズ依存、大企業では社内SE・SEで1000万越えあり
さらに夢のある話をします。
社内SEの仕事も給与も就業する企業にかなり依存します。
例えば、外資系企業や一部上場企業の社内SEであれば、1000万越えの求人も普通にあります。
社内SEの転職に特化した社内SE転職ナビで検索してみると、1189求人も見つけることができました。

ITドリブンで事業を推進する大手を中心に1000万円を超える給料が社内SEに提示されています。
1位 1500万円 株式会社ファーストリテイリング
1位 1500万円 株式会社MonotaRO
3位 1200万円 株式会社キーエンス
4位 1000万円 コニカミノルタ株式会社
4位 1000万円 三菱電機株式会社
参考:マイナビエージェントIT
なかなか魅力的です。
ぶっちゃけ、地方の中小企業ではそもそも給与体系が低いのであまり可能性はないかもしれませんが、首都圏の大手であれば企業の給与体系も高く、それに準ずる形で社内SEの給与も高いという構図です。
現在地方の社内SEとして活躍し、首都圏への移動も検討している場合、中小で様々な実績(大手では特化になり裏返すと強みになる)を生かし、大手への貢献を武器に転職活動はありなストーリーです。