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コーポレートエンジニア(コーポレートIT)とは?社内SEとの違い

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コーポレートエンジニア(コーポレートIT)って何?
社内SEと何が違うの?

と言った疑問に答えます。

この記事を読むことで、コーポレートエンジニア(コーポレートIT)と社内SEの違いが理解できます。

✔記事の信ぴょう性

SE歴10年以上。現在、大手EC運営企業の管理職 兼 社内SE講師として活躍中。15か国以上へのグローバル利用のERPシステム開発やパッケージソフト導入等幅広く開発を経験。現社内SEの視点から、コーポレートエンジニア(コーポレートIT)との違いを解説します。

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)の意味・定義とは?

 コーポレートエンジニア(コーポレートIT)との違いは、
・情シス=従来の働き方役割を企業は期待
・コーポレートエンジニア(コーポレートIT)=従来の情シスを超えた働き方を期待

どんな役割・機能を期待されているのか?社内SEとの比較からコーポレートエンジニア(コーポレートIT)の違いを分かり易く解説していきます。

共通点
・業務内容

相違点
・責任範囲
・役割・機能
・求められるスキル
・年収

詳しく解説していきます。

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)と社内SE/情報シスの共通点

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)も社内SEもいずれもITを活用した仕事になります。

共通に期待される機能は、ITのスペシャリストとしての活躍です。いずれの職種もウェイトの違いはありますが、IT業務として行う以下の仕事内容は同じです。

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)・社内SEの仕事内容

システム企画   業務向上の為のシステム企画
システム開発 社内・社外リソースを活用したシステム開発
システム運用 自社利用システムの運用・管理
社内インフラ 社内利用のIT関連機器・ネットワークの管理・運用・改善 
ヘルプデスク 社内ユーザーからのIT関連全般の問い合わせサポート対応
引用元:IT Comp@ss

情シスの仕事内容をさらに、開発と運用、事業系とバックオフィス系の4象限にサンプルを入れ展開すると以下の図になります。

出所:note

IT業務を俯瞰し企業におけるIT業務全般で捉えた際に上記の仕事内容と業務範囲は共通点になります。

では、コーポレートエンジニア(コーポレートIT)と情シス・社内SEの違いは何なのか?を深堀していきます。

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)と社内SEの違い

違いは以下の4つで表現することが出来ます。

・責任範囲
・役割・機能
・求められるスキル

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)に求められる責任範囲とは?

仕事内容的には同じですが、コーポレートエンジニア(コーポレートIT)に期待されている創出価値は明らかに従来の情シス・社内SEとは異なります。

従来の情シスを超えた、さらに大きな視点で企業のIT全体をとらえIT技術の活用を期待されているのがコーポレートエンジニア(コーポレートIT)です。

この違いから、一般的に社内SEはコストセンターとして扱われ、自社でサービス・プロダクトを提供するようなITは一般的に情シス・社内SEの管轄対象外です。

一方、コーポレートエンジニアの場合は、その領域でも活躍を期待される場合もあります。

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)に求められる役割・機能

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)に求められる役割・機能をEAのモデルを用いて解説します。

EAとは、
エンタープライズアーキテクチャ(EA)は簡単に説明すれば、経営戦略とITを絡めた全体最適化によって、顧客ニーズをはじめとする社会環境や情報技術自体の変化に素早く対応するための構造です。EAを実践することで企業は組織全体で統一された情報、効率良く整備された業務プロセスを手に入れることができ、利益率をアップしたり、新たなビジネス価値を創出することができます。

出所:BizAppチャネル
出所:三菱電機

このEAモデルで見た場合、コーポレートITの担当(期待される守備範囲)は、広範囲に及びます。

従来の情報システム・社内SEでも、上流のEAからTAまで行う方も役職や企業のサイズによってそんざいします。この視点にコーポレートエンジニア(コーポレートIT)の場合は、さらに横の広がりを期待されています。

例えば、企業によっては、情シスはERPは管理するが、事業が管理するWEBサイトは情報システムはノータッチだったり、CRMは事業の持ち物と区分している企業もあります。こういった領域もコーポレートエンジニア(コーポレートIT)という立場では守備範囲になります。

つまり、社内SE/情シスがテクノジー視点での仕事に対して、コーポレートエンジニアは、企業をALLととらえた大きな視点でのITでの貢献を求められています。

社内SE/情シスは、情報部門が管理するシステムを対象に活動
コーポレートITは、所属するビジネスが関連する自社IT全てが対象

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)に求められるスキル

コーポレートエンジニア(コーポレートIT)の守備範囲が広域にわたる点と従来のITで開発するよりも、企業をONEととらえ価値を創出する観点から求められるスキルは、
・課題認識
・企画
・もちろん、IT技術の知見
・IT導入・運用経験
と言った、従来の情シス・社内SEに求められる技術スキルとは若干異なります。

実際のコーポレートエンジニアが感じる情報システムとの違い例

実際のコーポレートITとして活躍されている方から見た情シスとの違いもご紹介します。

出所:Logmetech

上記比較がコーポレートITの仕事を表すサンプルです。

特徴を抜粋します。

技術の違いは、コーポレートITが設置されている企業は比較的新しいので、その違いが取り扱う技術の違いに表れています。

仕事の特徴でのポイントは、コーポレートITは全社のIT戦略への貢献も求められるので配備される企業では当然運用よりも企画力が求められます=運用負荷は低めになります。その為、コーポレートIT求められるスキルは、課題認識・解決能力と言ったスキルになります。

じゃあ、コーポレートエンジニア(コーポレートIT)がお勧めなのか?

正直、企業によりけりです。

ITの重要性を理解する経営者のいる企業では、たとえコーポレートエンジニア(コーポレートIT)という役割を社内に設けなくとも、情シスITのプレゼンスは高くビジネスとコラボしながら業務を遂行できています。

一方、ITの重要性を理解していない企業では、コーポレートITという名前だろうが、情シス・社内SEという名称だろうが結局同じです。IT雑用としか見られません。

ポイントは、社内SE/コーポレートエンジニア(コーポレートIT)にしろ、あなたにお願いしたい求人の役割とビジネスの関連性・意図・目的がきちんと整合が取れていることが重要になります。

あまり、社内SEなのか?コーポレートエンジニア(コーポレートIT)という名称の求人か?よりも、どういった役割をもとめている求人なのか?を理解し求人を見分ける必要があります。

社内SE・コーポレートエンジニア(コーポレートIT)に特化したお薦めのエージェントは以下の記事でご紹介しています。

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