ITパスポートの勉強時間ってどれくらい必要でしょうか？
様々なネット情報を読み漁りITパスポートの勉強に必要な時間の計算方法を考えました。これから勉強しようかな？と考えている人の目安になれば幸いです。
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結論は以下です。
ITパスポートの勉強目安時間の計算式
【推奨の180時間】ー【ITや社会人の経験・知識】＆ １０時間（テスト問題・解き方の勉強時間）
この計算式でざっくりあなたに必要な勉強時間を算出出来ます。ここでいう、ITや社会人の経験や知識は以下です。これらの知見がある人は、一般的に必要と言われている１８０時間からその経験や知識分引き算し、それに１０時間最後に足した時間が目安のイメージです。どんなに経験がある人でも１０時間はテスト対策しているのでミニマム１０時間というイメージです。
【ITや社会人の経験・知識】：
ITリテラシー（PC・ネットワーク・セキュリティの基礎知識）
ビジネス知識（会計・マーケティング・経営戦略）
プロジェクト管理の経験（WBS、リスク管理）
プログラミング・データベースの基礎
過去に他の資格試験を受けた経験（学習習慣がある人は短時間で済む）
例えば、
・未経験で勉強のスピード普通かなという方は１８０時間
・IT経験ありの場合、１８０時間ー（ITの知見たっぷり）＝１０時間
・IT経験ないけど社会人経験あり。１８０時間ー（社会人経験）
こんなイメージと思います。いくらIT経験や知識があってもテストの過去問を少なくとも１０時間程度皆さん使っている傾向なので知識・経験がってもその部分は必要と判断しました。
本記事の後半では実際にSNSやネットで見つけた合格者の声を紹介しています。記事前半では、この計算式の考察に至った考え方を解説します。
✔記事の信ぴょう性
SIer SE→現、一部上場企業社内SE（IT歴15年以上）。基幹システム開発、及び、グローバル１６拠点への導入やSCM・MDM等システム開発。社内SEの情報サイトIT Comp@ss運営者。「社内SE 1年目から貢献！情シス 企画・開発・運用 107のルール」著者。
ITパスポートの試験範囲と勉強時間の関係性
ITパスポートはざっくり以下の３つの範囲が含まれます。
ストラテジ系（経営・マーケティング・会計・法律など）
マネジメント系（プロジェクト管理、システム開発手法など）
テクノロジ系（ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、セキュリティなど）
ピンときた方もいらっしゃると思いますが、ITだけではない為、社会人としてビジネスの経験・プロジェクトの経験があればITに詳しくなくとも対策できる・出来ているといえます。裏返すと、ITの方だけではなく、社会人経験の浅い方は体系的に学べる資格とも言えます。
話を戻すと、上記の範囲をテストで問われる為以下の知識があれば、勉強時間を短縮可能です。
・社会人経験（特にITに関わる仕事）
→ 情報システム、プロジェクト管理、セキュリティの理解が早い
・大学・専門学校での学習経験
→ 経済学・会計学・情報学を学んだことがあると、ストラテジ系・テクノロジ系の理解が早い
・IT関連の資格（基本情報技術者・簿記など）
→ すでに学んだ内容と重複する部分が多いため、短時間で合格しやすい
・プログラミング経験
→ アルゴリズムやデータベースの理解が速くなる
・ビジネス経験（管理職・経営層）
→ ストラテジ系の知識（経営戦略・財務・法務）がすでに身についているため、勉強時間が短縮可能
ITパスポート勉強時間別の情報
ネットからITパスポートの勉強時間零をご紹介していきます。
一見勉強時間がバラバラに見える以下の例の勉強時間も、先ほどご紹介した社会人やIT経験のを鑑みながら読むと、なぜ１８０時間必要、なぜこの人は５日で合格できたのか考察することが出来ます。
ご紹介するITパスポートの勉強時間名安の事例は以下です。
例１ 180時間 ３か月での合格例 IT知識がない方
例２ IT無関係から1週間で合格
例３ IT基礎知識がある方 約100～150時間
例４ 5日間・10時間の学習で合格例
例５ １０時間で合格
例６ 1か月で合格
例１ 180時間 ３か月での合格例 IT知識がない方
資格の学校TACによると、ITの基礎知識がない方は、約180時間の勉強時間が目安とされているといっています。1日2時間の学習で約3ヶ月かかる計算です。
学校で情報処理の科目を履修したことのない初学者の場合、一番多く出題されるテクノロジ系の勉強に時間がかかるかもしれません。また学生の場合、ストラテジ系やマネジメント系など、社会人でないと馴染みのない分野の勉強が大変でしょう。
ITに関する知識が無い場合、ITパスポート試験に合格するためには約180時間の勉強時間が必要だと言われています。社会人にとって1日の勉強時間を確保するのは大変かもしれませんが、1日2時間勉強した場合には、約3ヶ月かかる計算になります。
TAC-SCHOOL.CO.JP
他の方も、１８０時間程度必要と言っています。
これもう初学者は基本情報の方がええやろ
— tomo (@TomoEqual) January 15, 2025
・ITパスポート
試験の合格には約180時間程度の勉強時間が必要です。 1日2時間の勉強時間として、3カ月ほどかかる計算になります
・基本情報
合格には200時間程度の勉強が必要といわれています。 1日2～3時間の学習で、約2～3か月は必要となります
例２ IT無関係から1週間で合格
ITとは無関係の職種から挑戦した受験者は、参考書の読破と「ITパスポート過去問道場」での問題演習を組み合わせ、1週間で合格しています。記事やプロファイルからは読み取れませんでしたが、ある程度社会人経験があったのでは？と推測します。理由は、ITとは無関係からと言っているので、ITではない社会人だったと読み取りました。
https://qiita.com/nozawanatsu/items/237c728e7b362dcb7d16?utm_source=chatgpt.com
例３ IT基礎知識がある方 約100～150時間
情報処理の科目を履修した学生や、IT関連の業務経験がある社会人の場合、約100～150時間の勉強時間が目安とされています。
学校で情報処理の科目を履修したり、ストラテジ系やマネジメント系に馴染みがあったりする社会人の場合には、すべての分野を勉強する必要はありません。そのため、ITパスポート試験に合格するための勉強時間の目安は約100～150時間になっています。
たとえば、1日2時間勉強した場合には、約1ヶ月半～2ヶ月かかる計算になります。
TAC-SCHOOL.CO.JP
他にも同じような意見があります。
【1ヶ月で取れる国家資格6選】
— りょう@メルカリ本業超え (@ryo_mercari) March 25, 2024
勉強時間
①FP3級 80～150h
②ｳｪﾌﾞﾃﾞｻﾞｲﾝ技能士3級 30h
③基本情報技術者 200h
④電気工事士2種 200h
⑤危険物取扱者 70h
⑥ITパスポート 150h
⑥は僕もコソッと取得。さらにｵｽｽ pic.twitter.com/XxWANJ5pjL
例４ 5日間・10時間の学習で合格例
既にITエンジニアとして働いている方は、基礎知識が備わっているため、学習時間をさらに短縮できます。過去問を中心に学習することで、短期間での合格も可能です。
ある受験者は、Udemyの講座と「ITパスポート過去問道場」を活用し、5日間で計10時間の学習を行い、合格を果たしています。
この方の場合、ITと社会人の経験から（もちろん本人の頑張りと才能もあると思いますが）短期間で合格できたと推測できます。
https://note.com/motoie_shikaku/n/nbe483892d0e2?utm_source=chatgpt.com
例５ １０時間で合格
他にもIT経験者かは不明ですが同じく１０時間で合格した方もいらっしゃいます。
ITパスポート合格しました
— ごろー🌗 (@Pokotan211) December 21, 2024
120問1000点満点
600点が合格ラインで660点でした
社会人8年目だと恐らく勉強しないと合格ラインギリギリ
勉強時間10時間くらい
itパスポート過去問道場を500問ほど解いた
ビッグデータ関係、生成AI関係の問題が増えていそう
例６ 1か月で合格
もともとIT知識のある方が１か月で合格している事例もあります。この方の場合も、IT経験を活用しITパスポートの勉強を時間短縮できたのではと予想がつきます。
https://note.com/honjo_tokio/n/n2deb23007396?utm_source=chatgpt.com
ITパスポート試験の合格に必要な勉強時間は？必要勉強時間目安を求める計算方法まとめ
本記事の内容を元に、どれくらいの時間をITパスポートの勉強に自分が投入しなければいけないかざーくりイメージがわいたのではないでしょうか？
以下纏めです。
ITパスポートの勉強目安時間の計算式
【推奨の180時間】ー【ITや社会人の経験・知識】＆ １０時間（テスト問題・解き方の勉強時間）
【ITや社会人の経験・知識】：
ITリテラシー（PC・ネットワーク・セキュリティの基礎知識）
ビジネス知識（会計・マーケティング・経営戦略）
プロジェクト管理の経験（WBS、リスク管理）
プログラミング・データベースの基礎
過去に他の資格試験を受けた経験（学習習慣がある人は短時間で済む）
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