
社内SEに興味はあるけど、どんな点を注意すべきか知りたい
先人たちの失敗から学び、自分にあってるか知りたい
と言った疑問に答えます。
この記事を読むことでシステムエンジニアの方が社内SEに転職して後悔しない為の気を付けるべき観点を理解できます。
✔記事の信ぴょう性

IT歴15年(システムエンジニア→社内SE)。現大手グローバルIT管理職。私自身システムエンジニアからの転職の経験と、部下や同僚の社内SEライフを見てきた経験からリアルな声をお届けします。
社内SEへ転職して後悔した7パターン

様々な理由で社内SEから転職していった方を見てきました。そんな方々の実話に基づきパターンにまとめました。
社内SEへの転職で後悔した7パターン
① 企業文化が合わない Tさん
② IT素人との会話がストレス Fさん
③ 働き方が合わない Sさん
④ ライフワークバランスをもっと大事にしたい Iさん
⑤ ほかにやりたいことがあった Mさん
⑥ 家庭の事情により転職しなければいけない Fさん
⑦ 世界を旅したい Sさん
①企業文化が合わない

ビジネスを中心とした、昔からの学習制度とか、資料の作り方、社内のお作法があいません。ちょっと息苦しいです。
Sier企業との大きな違いが、企業文化です。Sier企業のほとんどは比較的新しい企業が多いです。一方、事業会社は何年も歴史のある企業が大部分です・大手ともなれば更にその傾向は強まります。
ひと昔前に比べれば、働き方は改善されてはいますが、まだ古い働き方・文化を引きずる企業もあります。*sier時代に、考え方・働き方の古いクライアントとお仕事をした経験あるのではないでしょうか?
社内SEに転職を検討する際は、
・事業内容
・任せられる仕事内容
だけではなく、
・企業文化
等。突っ込んで調査が必要です。
転職したらしばらく在籍するお仕事になるので、面談時にあなたが大事にしている項目に関して逆質問をしましょう。遠慮してたら転職し後悔するリスクが高まります。
参考:
私の場合は、
・企業の大事にする考え方
・奨励される学びの姿勢
・受け継がれている考え方
・働き方の変化
+実際に現在働いている人に、就職前にヒアリングもさせていただきました。
②IT素人との会話がストレス

ITの素人にどうやってシステムを伝えればいいかわからない。正直ストレス
システム初心者の人にシステムの価値はなかなか伝わらないのは事実です。ベンダーで開発に従事していた人の中には周りにITリテラシーの低い人が少ない職場環境の方もいます。
そういった方の中には、IT素人との会話がストレスでSierに戻っていく方もいらっしゃいます。
システムの言語ではなく上手くビジネス用語に変換しどんな効果が事業・業務的にあるのかを伝えるスキルが求められます。
技術をとことん突き詰めたい人には社内SEは向いてない場合もあります。
但し、反面事業会社の社内SEの魅力としては、ITの専門家として注目・重宝されるのも事実です。さらに、周りからの評価もビジネス貢献につなげることができれば、今までその企業に不足していた人材なわけですのかなり心地よく仕事ができる場合もあります。
③働き方が合わない

プロジェクトベースでがっつり働きたい!!!
Sierの働き方ががっつり染みついた人には、社内SEの働き方が物足りない!なんて人もいらっしゃいます。
プロジェクトベースで大きな波(お祭り)があるSierのシステムエンジニアと違い、ある程度働き方もなだらかです。*自分でコントロール可能です。
特に大手では、残業規制されているためゴリゴリSierの様に過酷に働くことが出来ません。
Sierのシステムエンジニアとしての波のある働き方が楽しいと感じていた人には物足りないと感じる場合もあります。
④ライフワークバランスをもっと大事にしたい

毎日早く帰れると思ってたのに、、、っプロジェクトで波があるじゃん。。。もっと楽なのがいい
おそらく社内SE=めっちゃ楽というイメージで転職したのでしょう。この間違いは非常に重要なメッセージがあります。
理由は、
・従来のインフラとしての社内SE=定時退社のイメージ
・新しい社内SE=事業をITドリブンで開拓=多忙にも働ける
といった違いの理解が必要な点を物語っています。
ビジネスにおける社内SEのプレゼンスは広がり(なので、高額な求人もあり)働き方・求められる役割も多様化しています。
まったく残業したくない人は、転職時の条件の確認が必要です。派遣とかの方が向いてるかもしれません。
どうすれば、こういった違いを考慮して転職活動できるのか?答えは、社内SEやIT業界に専門性の高いエージェントを使えば解決できます。詳しくは、こちらで解説しています。
⑤ほかにやりたいことがあった

やっぱ、システム開発ではなく、他のことしたい
意外と多いパターンにシステム開発よりもビジネス貢献がしたい!まったくシステム開発じゃないことがやっぱりやりたい!と転職される方がいます。
理由は2つあります。
社内SEとして事業に興味がわきITの経験を生かしてビジネスに転職されるケース。
もう一つは、システムエンジニアから社内SEへの転職は知識・経験を生かしてチャレンジしてみたけど、やっぱり自分には他にしたいことがあったと気づくケース。
社内SEに転職されてくる年齢が20代後半から30代半ばが多く自身のやりたいことを模索している最中ということもあると思います。
⑥家庭の事情により転職するケース

家庭の事情により移動しなければいけなくなりました
⑤に関連しますが、20代後半や30代前半と言えば、結婚・出産・または両親が定年を迎える・体調を崩す等沢山の変化があるときです。
これは仕方のない事なので、発生した際には是非その時にベストの選択をすればいいと思います。
⑦世界を旅をしたい

外を見てみたい。もっと自分にあった場所があるのではないか
社内SEとして仕事をするメリットが、住環境のが安定することです。システムエンジニアのようにプロジェクトベースで転々とお客様を訪問することがなくなります。
その為、中には以前より様々な外と刺激と交わる機会が少なくなったと感じて転職される方もいます。
*この方の場合は、貯金もたまったし、20代後半なので一息ついて楽しみたいという思いもあったと思います。
社内SEへの転職で後悔しない方法
ほとんどの社内SEへの転職の理由は、社内SEとは?の理解力不足です。
失敗しない社内SEになるために、情報収集力がカギになります。。。。
おすすめは、
①社内SEの仕事に関して情報収集をする
この記事で、社内SEの理解に必要な、仕事内容、将来性、資格等すべてまとめています。
②業界唯一の社内SE専門転職サイトで情報収集をする
公式サイト: 社内SEの待遇や年収を知りたい方は【社内SE転職ナビ】
あまりマスメディアではみかけないですが、社内SE転職ナビという、業界唯一の社内SE専門の転職エージェントが存在します。業界知識も詳しくカジュアル面談できるのでとりあえず登録し話を聞いてみるのがかなり効率的に情報収集できます。
*私も過去に利用しエージェントの専門性と対応の良さで満足しています。
詳しくは以下の記事がおすすめです。
システムエンジニア必見|社内SEになって後悔した7ケース&回避策まとめ
SIerのシステムエンジニア(SE)の方が社内SEに転職されて公開されるパターン7つをご紹介しました。
① 企業文化が合わない Tさん
② IT素人との会話がストレス Fさん
③ 働き方が合わない Sさん
④ ライフワークバランスをもっと大事にしたい Iさん
⑤ ほかにやりたいことがあった Mさん
⑥ 家庭の事情により転職しなければいけない Fさん
⑦ 世界を旅したい Sさん
社内SEへの転職で後悔の一番の原因は、情報力不足です。社内SEとは?を効率よく情報収集して失敗しない社内SEへの転職を成功させましょう。
おすすめの情報収集方法は、
①以下のまとめ記事
②業界唯一の社内SE専門転職サイトで情報収集をする
公式サイト: 社内SEの待遇や年収を知りたい方は【社内SE転職ナビ】