自社開発エンジニアやめとけっていうけどなんで?
自社開発エンジニアと他Sier、社内SE、SES何が違うの?
私に結局何が合うか知りたい!
と言った疑問に答えます。
結論、
・やめておけと言う意見は、自社開発エンジニアの職業の理解不足で就職したケース
・もしくは、就職してしまった企業と希望条件・職場環境への期待とのギャップ
のいずれか、もしくは、両方です。
そうならない為に、、
①自社開発エンジニアとは何かを理解し、自分に合う合わないの判断をする
②希望条件に合ういい仕事をITに詳しいエージェントを活用し見つける
必要があります。
自社開発エンジニアとは何か?他エンジニアとの違いを纏めると以下です。
自社開発エンジニア:自社の製品に関連する開発・技術をとことん縦に深堀
Sier SE:1技術や領域特化し顧客に横展開
SES:領域・顧客関係なくプロジェクトをベースに点々とIT活動支援
社内SE:ITを開発・出来合い問わず活用し、ビジネス貢献に興味がる人にお勧め:広範囲
シンプルに更に要約すると以下です。
自社開発エンジニア:縦深
Sier SE:横展開
SES:点々と支援
社内SE:広範囲カバー
本記事では、更に詳しく自社開発エンジニアって具体的に何?が分かるように以下の項目で解説していきます。
・SNSで囁かれる”自社開発エンジニアやめとけ”の声
・なぜやめておけと言われるのか?の考察
・自社開発エンジニアを含む、エンジニアの選択肢と違い
・自社開発エンジニアにはどんな人の向き・不向き
・自社開発エンジニアのキャリアパスのパターンは?
本記事を読むことで、自社開発エンジニアやめとけと言われる理由が分かるだけではなく、エンジニアの様々な仕事の選択肢と特徴が理解出来ます。
SNSで囁かれる”自社開発エンジニアやめとけ”の声
初めに、自社開発エンジニアやめとけ!ってどんな風にいわれているのか?をご紹介します。
Twitter (X)
「技術の幅が狭くなる」
「成長が止まる」
「社内政治に巻き込まれる」
「他社との比較が難しく給与が上がりづらい」→記事中盤で自社開発エンジニアの特徴を解説します。その後に、なぜこれらの声が巷で囁かれているかも解説します。
QiitaやZenn
自社開発で技術力を深めることができるというポジティブな意見もあるが、同時に「技術スタックが古い会社だと成長機会を失う」という指摘。
転職系コミュニティ (LinkedInやはてなブックマーク)
転職市場での評価が低い場合があるという懸念。
ワークライフバランスややりがいに関する意見が分かれる。
なぜ”自社開発エンジニアやめとけ”と言われているのか?
上記のような声がなぜ上がるのか?理解する為には、以下を抑える必要があります。
・自社開発エンジニアとは何か?定義
・自社開発エンジニアの特徴的なポイント
・自社開発エンジニアと他エンジニアの違い
自社開発エンジニアとは何か?定義
自社開発エンジニアとは、自社が提供する製品・サービスや業務システムを、企画・設計・開発・運用まで一貫して担当するエンジニアを指します。
自社開発エンジニアの特徴
自社開発エンジニアの定義
自社開発エンジニアとは、自社が提供する製品・サービスや業務システムを、企画・設計・開発・運用まで一貫して担当するエンジニアを指します。
自社開発エンジニアの特徴的なポイント
- 自社プロダクトに特化
自社が所有・提供する製品やサービス(例:アプリ、SaaS、ECサイトなど)の開発を行います。
顧客は外部(BtoB/BtoC)または内部(社員向けツール)の場合があります。 - 開発の主導権がある
開発の方向性や優先順位を社内で決定します。
クライアントの要求に応じる受託開発とは異なり、プロダクトの成長戦略を考慮した設計が可能。 - 長期的な運用・改善
開発後も製品やサービスの運用・保守を担当することが多い。
技術的な改善や新機能の追加を通じて、ユーザー体験の向上を目指します。 - 業務範囲が広い
プロダクトの初期設計からリリース後の運用まで、多岐にわたるフェーズに携わる。
一部の自社開発エンジニアはマーケティングやUI/UXの分野にも関与する。 - 社内の他部署と連携
プロダクトを実現するために、営業、マーケティング、サポート部門などと密接に連携。
社内向けツールの場合、利用部門との調整も重要。
自社開発エンジニアと他エンジニアの違いは?
自社開発エンジニアを更に正しく理解する為には、同じITの仕事をする以下職種の違いを理解する必要があります。もしITに興味はあるけど、自社開発エンジニア向いてるかどうかわからない人は、以下の違いを知ることで、あなたに最適な職種を見つける事が出来ます。
・自社開発エンジニア:自社の製品・サービスを開発し運用まで行う。
・Sier:クライアントの要件をもとにシステムを企画・設計・導入する。
・SES:他社に常駐し、プロジェクトの一部に参加。
・社内SE:自社・他社開発問わずITでの(企画・開発・運用で)ビジネス貢献をする。
同じIT関連の仕事でも、どんな職業に就くかで何を目的とし、どんな貢献でお仕事をするか変わってきます。
それぞれの仕事に向いている人の特徴
好きで興味があれば、以下の要素は関係なくその職業にチャレンジを強くお勧めしますが、どんな特徴の人が一般的に向いていると言われているかも一応解説します。
・自社開発エンジニア:特定のプロダクトや製品ととことん深く関わりたい人。
・Sier:特定の技術に興味がある人。
・SES:幅広い技術やプロジェクト経験を積みたい人。
・社内SE:ITでのビジネス貢献に興味がある人。様々な経験を積みたい人。
イメージとしては、自社開発エンジニアは深く1つの領域を掘っていくイメージです。自社製品をとことん突き詰めていきます。Sier SEの場合は、例えば製造系システム担当の場合、1製品に限らず顧客の要望次第ではその領域のシステムを様々な扱います。もし、開発を実施にされる場合、例えば自身の持つJAVAスキルを活かして、様々なシステム開発をします。したがって、イメージとしてはITの横展開のイメージです。
一方、SESは、特に縦の深堀も横の展開ともイメージが異なり、支援するSierや社内SEの要請に基づき様々な点をポイントで実施します。あくまで支援ですので、初心者にもつきやすい職業とも言えます。したがって、よくSESやめとめと言う声もこの初心者でも出来る簡単で安い仕事だったり、何でも屋のような仕事を指す場合もあります。
☆リンク挿入
社内SEは、ITを自社で開発・他社で開発にこだわらず、どう自社ビジネスが抱えている課題を解決するのかを考えるので非常に広範囲なイメージです。縦・横・ポイント特化したい場合は、自社開発エンジニア、Sier SE、SESが向いており、ビジネス+ITに興味があれば社内SEが向いています。
SNSの声に対する考察
ここまでの内容を理解すると上記で解説したXの声がなぜ言われているのか考察出来ます。
「技術の幅が狭くなる」
→自社の1つの製品に特化している為、職種上仕方がない、1つの技術の深堀に不安な場合は、Sier、SES、社内SEも選択肢
「成長が止まる」
→自社製品という点がポイント。例えば、SAPも自社開発していますが、製品が伸びているため成長が止まるイメージもないですね。
「社内政治に巻き込まれる」
→自社製品の面白みの裏返しで、企画や製造等々との調整がある場合もあります。
「他社との比較が難しく給与が上がりづらい」
→これは自社開発エンジニアに限った話ではないですが、SierやSESに比べ他を知る機会は限定的が理由ですね。
最適なIT職の見つけ方
これまでの解説で、自社開発エンジニアとその他の職種の違いがわかり自分がどの職種に興味があるかなんとなく見えてきたと思います。これで、職業選択の失敗リスクは無くなりました。しかし、選択した職業の中でもあなたに合う企業とそうでない企業があります。求人選択を見すらない為には、ITに専門性の高いエージェントを使い効率的に、いい質の求人に効率よく多く出会う事が必要です。その為には、ITに特化したエージェントを活用し転職活動を効率化すべきです。
IT転職におすすめエージェント
あなたにおすすめのITに強い転職エージェントはこちらで紹介しています。
自社開発・社内SE向け
【社内SE・情シス】おすすめ転職エージェント・サイト15社|必見!!
Sier SE・SES向け
SES・SE(システムエンジニア)おすすめ転職エージェント14選
自社開発エンジニアやめとけと言われる理由。あなたに本当におすすめの見つけ方まとめ
本記事で、自社開発エンジニアやめておけと言われている理由やITの他職業を紹介する事であなたに合いそうな職種を見つける参考になったのではないでしょうか?
本記事で解説した内容を纏めます。
自社開発エンジニアとは何か?定義・自社開発エンジニアと他エンジニアの違い
・自社開発エンジニア:自社の製品・サービスを開発し運用まで行う。
・Sier:クライアントの要件をもとにシステムを企画・設計・導入する。
・SES:他社に常駐し、プロジェクトの一部に参加。
・社内SE:自社・他社開発問わずITでの(企画・開発・運用で)ビジネス貢献をする。
自社開発エンジニアやめておけという声と考察
「技術の幅が狭くなる」
→自社の1つの製品に特化している為、職種上仕方がない、1つの技術の深堀に不安な場合は、Sier、SES、社内SEも選択肢
「成長が止まる」
→自社製品という点がポイント。例えば、SAPも自社開発していますが、製品が伸びているため成長が止まるイメージもないですね。
「社内政治に巻き込まれる」
→自社製品の面白みの裏返しで、企画や製造等々との調整がある場合もあります。
「他社との比較が難しく給与が上がりづらい」
→これは自社開発エンジニアに限った話ではないですが、SierやSESに比べ他を知る機会は限定的が理由ですね。
最適なIT職の見つけ方
ITに専門性の高いエージェントを使い効率的に、いい質の求人に効率よく多く出会う
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本記事の内容で、あなたがITの違いを理解した上で行動でき、素敵で楽しいITライフおくれる事を願っています。