コロナ禍でITエンジニア・社内SEって転職ちょっと待った方がいいの?
どう転職を検討すべきかアドバイスください
そもそも、ちょっと気分的に乗らない、、どうしよう
と言った疑問・不満に答えます。この記事を読むことで、コロナ禍で暗い気持ちで行動したくないなと思っている人の気持ちをちょっと楽にできます。
✔記事の信ぴょう性
SE歴10年以上。現大手EC運営企業の管理職 兼 社内SE講師。
グローバル(’15か国以上導入)へ大規模ERPシステム開発・導入を実施。
2018年よりSE講師として100名弱の部下・生徒の教育を実施。
転職に本当に一番いいタイミングはいつか?
転職のタイミングとしては、以下があげられます。
・経済が好景気に沸いている時
・経済が落ち込んでいる時
正解は、どちらも関係ありません。
景気は景気、経済は経済。
あなたが転職したいな!という気持ちとは全く関係ありません。
とはいえ、なんだか暗いニュースばかり・自粛・自粛だと今はやめておこーかーって気にもなります。
でも、そんな時だからこそちょっと気分転換もかね、さらには、リモートワークで上司・同僚の目を気にせず転職活動できる状況をプラスに活用しましょう。
転職すべき時がすべき時で、企業業績・経済全体の概況,なんて気にするべきではありません。
転職は外部要因でするのではなく、内部要因で検討を進めるべきです。
でも本当に景気がIT・SEの転職に関係ないの?
・経済が好景気に沸いている時
・経済が落ち込んでいる時
で転職の求人数は確かに変わります。
景気が好調の時の方が、社会全体で求人は増加します。
コロナ禍の求人数推移
コロナの影響で有効求人倍率は、以下の様に変化しました。一気に下降傾向です。
バブル崩壊、リーマンショック等経緯が落ち込んだ時には、求人も減少しています。
企業の話をすると、売り上げが落ちると利益率を維持するために、不要な経費を削減します。その代表か新規の採用停止です。あとは、交際費とかです。
ですが、仕事というのは一定量代謝(やめていく人)が起こるので、そのままでは企業は業務出来なくなるのでいずれ採用します。
こんな流れを繰り返します。
上記のデータとここまでの話を聞くと、ちょっと待った方がいいかも?と思うかもしれません。
しかし、上記の話は、飲食店も、製造業も、ITも、すべてひっくるめた話です。
ITエンジニア・社内SEが見るべき景色とは?
我々IT関係者はITの未来に目を向ける必要があります。
IT系の求人に焦点を当てた際には以下の様な光景になります。
ITの緑色だけが際立って強いのが理解できます。
どの仕事にも必要なITです。今後もますますITの需要が増加することが予想されます。
経済全体をとらえ転職活動を踏みとどまるのはやめましょう。
ITエンジニア・社内SEが捉えるべき不況期の求人とは?
むしろ、経済が落ち込んでいる時でも求人を出している企業の方が底力・企業体力を感じます。
コロナ禍でもしっかりと業績を伸ばし、求人を出し続ける企業は、相当地に足を付けたビジネスモデルが存在すると予想します。
2020年9月のデータでは、以下の様な業績を伸ばしている企業を見ることができます。
上記はコロナ一例です。
基礎体力のない企業は、不況期には求人を出していないはずですので、いいフィルタリングが出来てちょうどいいのではないでしょうか?
こんなコロナ禍でも採用したい企業に出会える素敵な転職期と前向きにとらえ、転職のしようか迷っている重い気持ちをちょっと軽くできれば幸いです。