以前、私が転職を決めお世話になった他の部署の上司に挨拶に行った際に言われた一言が、
転職はできるうちにしといたほうがいいよ、、、
「めちゃめちゃ意外なコメントでした、、、調べてみると以下の様に転職で悩んでいる方結構いらっしゃいます。
同期はもうほとんどいないのに、私だけ転職できない
忙しすぎて転職活動すら手つかず
このままでいいのか不安
Twitterの声例
仕事が嫌で辞めたいけど50代で転職は難しいと悩んでる人の選択肢➡①思い切って転職もしくは起業。②思考を停めて我慢し続ける。③今の仕事で抜きん出る事を見つける。結局、どの道を選んでも楽な事は1つもないし、何も選ばず悩んでるのが一番しんどい。
— フルジュン@50代からの楽(たの)活 (@umaimon_info) May 10, 2021
本記事で、「転職できないケース」の紹介と解決方法を紹介していきます。ご自身の心当たりのあるケースがあれば、打ち手を準備できます。
✔記事の信ぴょう性
SE+社内SE歴15年以上。現大手医療メーカーのIT管理職 兼 社内SE講師としても2018年よりSE講師として100名弱の部下・生徒の教育を実施。グローバル(15か国以上導入)へ大規模ERPシステム開発・導入を実施。
社内SE/情シスで転職できない11のタイプ
社内SE/情シスは転職できないと悩んでいるタイプを以下の10セレクトしました。それぞれにアドバイスも織り交ぜて解説していきます。
転職活動が出来ない人の特徴
・転職先選びを効率化できていない
・転職したいといつも言っている
・40代以上は転職できないと思い込んでいる
・残業が適度に多い
・会社の愚痴を言う
・仕事をめちゃめちゃ丁寧に頑張りすぎる
・経験やスキルが足りないと思い込んでいる
転職が上手く出来ない人の特徴
・転職に求める条件を絞りすぎている
・面談を上手くできない
・社内SE・情シスへの転職の目的が明確でない
・経験やスキルが足りない
社内SE/情シスで転職出来ない人の理由:「そもそも転職活動が始められていない」ケース
社内SE/情シスが転職できないと悩むケースは、大きく
・転職前の活動と
・店直活動中の課題
に分類できます。
転職活動を始める前のケースに関して解説します。
・転職先選びを効率化できていない
・転職したいといつも言っている
・40代以上は転職できないと思い込んでいる
・残業が適度に多い
・会社の愚痴を言う
・仕事をめちゃめちゃ丁寧に頑張りすぎる
・経験やスキルが足りないと思い込んでいる
転職先選びを効率化できていない
転職活動自体をどう進めたらいいか分からない、忙しさに全く転職活動が出来ていない人もいます。転職活動は、何千もある求人を毎日自分で探していたら日が暮れます。疲弊します。
上手く転職エージェント活用して、求人活動をアウトソースする考え方が必要です。
転職は左からどんどん情報を絞り込んでいくわけなので上手に求人検索をすすめる必要があります。
社内SE・情シスの方が時短に使える転職エージェントは、「社内SE・情シスにおすすめ転職エージェント16選|SE採用官が教える」で紹介しています。
就職支援をしているコンサルの方も早めのエージェント活用を進めています。
検討自体は早すぎるかもだけど、
— 商社コンサル就活支援-さわやか吐息 (@toikishukatsu) May 4, 2021
社会人3年目位になったら転職エージェントとコンタクト取り出すべき
自分の仕事内容に対する市場価値や、キャリアプランの相談にのってもらえる
気付いたら同業ないしは自社でしか生きていけなくなってて、転職出来ない状態に陥るのは、思ったより早い
転職したいといつも言っている
転職出来ない人に一番多いパターンは、いつも口癖で「転職したい!」と言っているケースです。転職してしまう人は、いつの間にか転職しています。
口ではなく、手を動かす必要があります。
もしかすると、こういった人は周りの人に言うのをやめるのがいいかもしれません。推測ですが、周りに言う事で転職へのモチベーション・現職でのストレスを発散できてしまい余計に転職活動がおろそかになっていると感じます。
40代以上は転職できないと勝手に思い込んでいる
転職に年齢は関係ありません。どの年代でも転職を成功させている人はいます。一般的に、大学等卒業後一定量昇給はあるのでより安い人材を求めるのであれば若い年代を希望します。貢献できる価値があればだれでも転職できます。問題はそういった企業を上手く見つけられるか?にかかっています。
余談ですが、年齢と共に変化したくないと思う人も増えるので相対的に若い世代向け求人が多い=転職は若くないといけないと考えてしまっているのではないでしょうか。もしくは、年齢を言い訳にしています。
転職したいなら、転職できない理由探しをやめ、行動が大事です。
残業が適度に多い
残業がめっちゃ多い人→辛くて限界来たら転職します。
残業をしない人→生産性が高い or 家庭が大事というケースが多く好条件を探し適度に転職します。
残業が適度に多い人 → 仕事に流されている傾向があります。もしくは、一心不乱過ぎて、そもそも転職活動すらしていない人です。
こういったタイプは1日有給でも頑張ってとって転職活動する必要があります。もしくは、月1回でも、週1回でもいいので自分の予定に転職活動する時間を登録し自分の時間を自分でちょっとでまずはいいので自分の時間を自分が支配しましょう。そうすれば道が見え始めます。
会社の愚痴を言う
会社の愚痴を言う人は、結構転職しない印象です。何も言わない人のほうがサクッと転職していきます。
会社の愚痴を言う=四六時中、愚痴を言う会社の事を考えていることになります。
会社の愚痴を言わない=眼中にない、他の事を考えているという感じで転職サクサクしていく印象です。
会社の愚痴を言うのは、あなたにも聞いている周りにもよくありません。やめましょう。
あなたの愚痴を一番聞いているのはあなた自身です。愚痴ばかり自分の耳で聞いているような仕事・職場楽しめないですよね。どの仕事でもやめましょう。
言うのであれば、いいとこ見つけて言いましょう。
仕事をめちゃめちゃ丁寧に頑張りすぎる
社内SE/情シスの方で、仕事が以上に丁寧・頑張りすぎる人がかなりいます。ほんとに、神対応が当たり前クラスの人、尊敬します。しかし、こういった人は転職できない・しない傾向があります。
理由について考えてみました。
1.今の仕事への責任感が強すぎる
2.いい対応=まわりの評価も良く、居心地がいい
と言った理由です。
社内SE/情シスの会社が喜ぶ「あるべき姿」に感じます。こういう方こそ、【転職も選択肢としてあり!】なので是非気軽な相談くらいでエージェントに声をかけましょう。引っ張りだこですよ。おすすめエージェントへのリンクはこちらです。
経験やスキルが足りないと思い込んでいる
マジメな人ほど仕事に没頭し、周りが見えなくなります。すごくいいこともある反面、周り=市場評価を見失います。そうしてるうちに、外部との情報も疎遠になり、自分はそもそも転職できないんじゃないかなとか、考えてしまいます。
そういう人におすすめは、dodaのサイトで自分の年収査定を3分で実施することです。転職活動だと敷居が高くてもまずは小さいな一歩の行動で動きやすくなります。
社内SE/情シスで転職出来ない人の理由:「転職が上手く出来ない人の特徴」ケース
・転職に求める条件を絞りすぎている
・面談を上手くできない
・社内SE・情シスへの転職の目的が明確でない
・経験やスキルが足りない
転職に求める条件を絞りすぎている
社内SE・情シスで上手くいい求人見つからない人でテクニカルに失敗している人もいます。転職活動はとどのつまりマッチングなので条件を絞ればより点の求人をフィルタリングし転職活動ができます。しかし、絞り込みこみのデメリットとしては、あなたがやりたいことだけども自分でも気づいていない適正がある場合絞り込みすぎると出会うことができないという点です。
例えば、製造業の社内SEとして活躍していた場合、転職でも知見を活かして製造業の社内SEを探すとします。実際には、食品関係でも同じようにあなたの特定の領域でのスキルを必要とし、更には、もっと好条件を提案してくれようとしている場合もあります。
初めのうちはあまり絞り込みすぎないことをおすすめします。転職エージェントから頂いた情報を精査するのにそんなに時間はかかりません。間口は広く構えましょう。
面談を上手くできない
折角面談までこぎつけたけど、緊張して上手く話せない、、、なんて言う方もいらっしゃいます。ですが、あまり心配しなくてもOKです。誰でも緊張しますし、場数を踏めばある程度緊張もほぐれます。理由は、数をこなううちにいつか聞かれた質問が頻出するようになるからです。
おすすめは、最初の面接は緊張するので興味あるけど転職する気はない企業とかにダメ元アプローチして取り合えず面接をしてみる事です。(意外と上手くいったりしますが)
社内SE/情シスの方への面接を上手く準備を進めるコツは、「転職活動|社内SE面接官が教える面接を成功させる5つの観点」の記事で詳しく解説しています。
社内SE・情シスへの転職の目的が明確でない
転職活動の目的が明確でないと、結局求人を眺めるばかりであふれる情報から精査ができません。先ほどもご説明しましたが転職はマッチングです。転職エージェントを上手く使い求人情報を上手く流せるようになったら、後は「自分が何をしたいか?」を理解しドンドン情報を絞っていく必要があります。
転職で何がしたいか?は意外とシンプルに見つけることができます。履歴書を一度ゆっくり時間をかけて「自分がどんな事をしてきたのか」を考えながら更新することで見つけることができます。その際に、いろいろな事を経験しその時たのしかったなーとかつらかったなーという深堀で自分の好み特徴が理解でき、そこから転職に求める物=目的が見つけることができます。
経験やスキルが足りない
経験・スキルが足りなく転職出来ないケースもあると思います。そういった場合はあまり悲観的にならずタイミングがわるかったくらいでまずは受け止めましょう。その上で、同じような企業に進むためには自分に足りない部分が理解できたとポジティブに受け止めどうしても進みたければそれを埋める努力、若しくは、少々条件を変えてみましょう。世の中には仕事・企業は本当に沢山あります。
「こんな社内SE/情シスは転職できない、、」11の特徴と解決方法まとめ
今回ご紹介させていただいた11の社内SE/情シスの転職出来ないタイプは以下の11ケースです。
転職活動が出来ない人の特徴
・転職先選びを効率化できていない
・転職したいといつも言っている
・40代以上は転職できないと思い込んでいる
・残業が適度に多い
・会社の愚痴を言う
・仕事をめちゃめちゃ丁寧に頑張りすぎる
・経験やスキルが足りないと思い込んでいる
転職が上手く出来ない人の特徴
・転職に求める条件を絞りすぎている
・面談を上手くできない
・社内SE・情シスへの転職の目的が明確でない
・経験やスキルが足りない
転職活動を
①スタートできない課題と、
②始めてるけどもなかなか成功しない課題
に大きく分類できます。
②の課題で悩んでいる方は本記事でご紹介したヒントでちょっとやり方を変えることで上手くいきます。①の方の課題は、とにかく行動です。
取り合えず小さな行動から転職活動を始めることにより、少しづつ見えている景色を変えることができ転職できない!を解消することができます。