DXに関連した仕事に就きたい!
どうすればDX推進人材になれるの?
といった疑問に答えます。
引く手あまたの旬な「DX人材」には誰でもなることができます。将来の需要も鑑みると非常に魅力的で、IT人材の方はもちろんですが、未経験者のにもお勧めです。
本記事を読むことで、
・なぜDXがおすすめなのか?
・何をどんな手順で準備をすればDX人材になれるのか?
を理解することができます。
✓記事の信ぴょう性
IT歴(Sier&社内SE)計15年以上。Sier・社内SE両方を経験。過去グローバルなERP導入プロジェクト等を実施。Sier+社内SE両方の目線から学んだリアルな情報を提供を可能。
なぜDX人材は一攫千金のチャンスなのか?
DX人材になるのは、なぜ一攫千金のチャンスと言えるのか?から解説します。
実際に、私も最近DX関連で転職し年収を120%伸ばせたのですが、これは別に私がラッキーとかではなく、完全に需要と供給、時代の流れに上手く乗れたからです。
極端に言うと、衰退する畳業界の職人として、沢山稼ごうとしても無理です。しかし、どの企業も求めている人材、且つ、供給がおいついていない職種(この場合DX人材)であれば、普通に考えてチャンスですし年収も上がりやすいに決まっています。
もう少し具体的に数字も交え、以下の4つの観点で説明します。
1 DX市場は今後も拡大を続けニーズが増加する
2 DX人材に求められる業種・業界は多岐にわたる
3 DXはまだ始まったばかりアーリーアダプターに勝機
4 DX人材になるためにこれといった資格は不要
1 DX市場は今後も拡大を続けニーズが増加する
少子高齢化、産業の空洞化が進む日本において、需要が伸び続けているのがITであり、DX関連です。今後もIT関連のニーズは底堅く推移すると予想され、2030年には最大約79万人IT人材が不足するといわれています。
日本でこれだけおいしい業種・業界ほかにあるんでしたっけ?
2 DX人材に求められる業種・業界は多岐にわたる
DXの市場規模を表したのが以下の図です。
つまり、今どの業界にいる人にも(ITの知識がない人も)現在の知識がすくなからず役に立ちます。もちろん、現在ITの方は本命ですが。IT未経験者の方も、チャンスはあります。理由は、DX自体がITを前提にしたビジネスの変革なので、ビジネス経験を生かしたDX転職も十分ありです。
3 DXはまだ始まったばかりアーリーアダプターに勝機
産業革命の歴史です。
1970年から始まった第3次産業革命。2010年からの第4次産業革命。
まだまだITの活用は開始され50年です。
ことDXに関しては以下の図でもわかるように、2016年かそこらか急速に注目を集めています。
ゲームは始まったばかりで、市場は成長しアーリーアダプターにチャンスが転がっています。
4 DX人材になるためにこれといった資格は不要
市場が拡大に、ニーズが増加しているにも関わらず、これといった資格は必要ありません。後ほどご紹介しますが転職を有利にすすめるITスキル・経験はありますが、DX人材になるには明確な定義がないです。
1848年にアメリカでおこったゴールドラッシュなみのチャンスなのではないでしょうか?
DX人材になるために必要な4つの観点と行動
ここまででDXのチャンスに関してはご理解いただけたのではないでしょうか
ここからは、DX人材になるために押さえておくべき観点を解説します。
私自身の転職活動を振り返ってみると以下の4つの行動・考え方の変化が大事だったかなと思います。
①マインド
②ITスキル
③DX転職知識
④DX知識
この4つを理解し、なぞることでDXの転職可能と思います。
ちなみに、DX人材の市場規模・年収の詳しい解説は、「転職して納得。DX人材不足が深刻化。おさえてきたい市場規模・年収」をあわせてご覧ください。
①マインド
DX人材に必要な事は、自分を信じる自信とチャレンジング精神
②ITスキル
未経験者には未経験者なりのDX関連への道筋はありますが
ある程度知識と経験・ロードマップは重要です。
③DX転職知識
①②があっても、転職活動の一歩を踏み出さなければ、DX人材にはなれません
後ほど詳しく解説します。
④DX知識
最後に必要なのが、意外や意外で、DXの知識です。DXの知識がなくても②がある人はDXの市場で即戦力として求められています。ですので、転職活動と並行して勉強するくらいで十分いけます。
それくらい、IT人材にはものすごく低いハードルです。
こういった内容を詳しく解説していきます。
DX人材になるために必要なマインド:自信・チャレンジング精神
まず、一番大事だったのが、自分の無知の知、心のブロッカーを取り払うことでした。
ですので、DX人材になるために一番必要なのは、 自信・チャレンジング精神と思います。
理由は2つあります。
① DXは個人単位の活動ではなく会社全体の変革←ポイント
現職でDXポジションがない場合は転職が必要
② DXに関連した仕事は日進月歩、誰にとってもチェレンジである
この2つの事実の理解が重要で、スキルよりも何よりもまずはDX転職を実現できる・させるんだ!というマインドの変化が必要です。
DXは個人単位の活動ではなく会社全体の変革。現職でDXポジションがない場合は転職が必要
DX=デジタルトランスフォーメーションとは何か?
なぜDXが必要と騒がれているのか?
それは、デジタルシフトを前提に、社会・ビジネス全体のゲームチェンジが巻き起こっています。
この大局感が重要でした。
つまり、今までの延長線上で目先の業務改善のシステム開発とは目的・規模も全然違うものです。
具体例をIPAのサンプルで紹介します。
この場合、既存のビジネスのモデルを配信プラットフォームで一新しています。このような変化は個々人の裁量を大きく超えています。
DX人材になるためには、現職が会社をあげ、経営者が真剣にDXを軸にビジネスモデル・構造改革を取り組んでいない場合、現職でDXポジションを手にする可能性は薄いです。(時間がかかります)
そうこうしている間に、DXの経験を積んだ人材と開きが生じます。
もしくは、どんどんDXのおいしいポジションは埋まっていきます。この危機感というか気づきが重要でした。
したがって、自分を信じDXのポジションに飛び込んでいく必要があります。
DXに関連した仕事は日進月歩、誰にとってもチェレンジである
DXは新しい分野・技術です。日本では特に、様々な領域で試行錯誤が続いています。つまり、様々な分野が成熟していないので、やりたい!と手を上げたもん勝ち!です。
多くの個人・企業にとって未開の地。この変革にチャレンジし取りに行く企業・人物にチャンスが生まれます。
ですので、DX人材になるためにマインド=自分を信じチャレンジすることが重要です。
*日本固有のチャンスの補足
さらに、日本では海外に比べ大きくDXで遅れをとっています(我々にとっては朗報ですね)。
デジタルの世界では、国境関係なく競合が侵食してきます。この事実をふまえ日本の危機感のある経営者は喉から手が出るほどDX人材を求めています。
DX人材になるために必要なITスキル:知識と経験
続いて重要になるのが、ITに関連した知識と経験です。但し、未経験からもDX人材に飛び込む手段はあります。それぞれ解説していきます。
IT経験者に必要なDX人材になるためのスキルと経験
IT経験者にDX人材になるために必要なスキルはありません。
必要なのは、セルフマーケティング技術です。
DXは単一の業種・業界・領域にとどまらずデジタル技術を活用した変革が幅広い領域で行われます。言い換えると、どの領域でもチャンスが転がっています。何らかのIT経験があればDX関連への転職は可能です。
例を2つ紹介します。
1つ目の例
これはロジスティックのDXを推進する担当の求人です。青塗していますが年収も高額な求人です。仕事内容的には今までのITの開発と同じで、これまでにロジスティック開発の経験がある方は誰でも応募が可能です。
今までの経験を活かし、DX=デジタルを軸に目先の業務改善にとらわれず業務・ビジネスモデルを変革することも視野に入れたシステム開発を目指せればDX人材として活躍できます。
つまり、IT人材は今までの経験+DX目線を盛り込み自身をマーケティングできればDX人材の転職は本気で狙えます。
2つ目の例:
私の場合、前職では製造系でシステム開発・展開をグローバルで実施しました。システム開発と現法への展開というよくある経験ですが、この経験を上手くDXのニーズに合わせセルフマーケティングしました。グローバルでのDXをしたい企業へ応募(マーケティング)し、全く畑違いのメディカル系に転職することができました。
ポジションも年収も希望通り上げることができました。
IT未経験者に必要なDX人材になるためのスキルと経験
IT未経験者に必要な知識と経験は、IT関連のどのポジション・何を目指すかによって大きく異なります。
押さえておくべきは、未経験者歓迎の求人のリスクとメリットです。
メリットとしては、IT業界へ敷居が低く転職でき経験を積める
リスクは、未経験でもOK=誰でもいい仕事
これを理解しIT業界へ飛び込むか検討する必要があります。
ほとんどの場合、未経験OKなITの求人はSES(システムエンジニアリングサービス)=ITエンジニアリング派遣です。
IT全くの未経験で20代であれば、
・思い切って未経験に飛び込み+プログラミングスクール+独学で勉強
・3年くらいで次のステップアップに転職
みたいな感じで30代前半で、最初からIT人材以上の希少な存在に努力次第でなれます。
理由は、未経験=IT業界以外の経験は将来かならず強みになるため希少な存在を狙えると解説しました。ITだけの人材より、他の職種の経験がある人の方が業務・お客・ユーザーの声がわかる人が多い気がします。
IT未経験者の方におすすめの転職にもやはり、IT領域の専門性の高いエージェントをおすすめします。
DXのポジション別に必要なスキル・知識は以下の記事でまとめています。
DX人材になるために必要な転職活動
DX人材には、
・今までの経験を生かし
・転職に飛び込む自信
が必要と理解できたと思います。
次に必要なことは、具体的な転職活動です。
大手転職サイト「DODA」が発表する転職活動の実態調査によると、「転職をしたことがある」また「転職を検討したことがある」と答えた人は、全体の72.5%にのぼります。
しかし、実際に「転職をしたことがある」と答えたのは全体の50%、20代に絞れば約3割の人しか行動に移せていません。
https://doda.jp/guide/ishiki/
つまり、ほとんどの人は考えるけど行動しません。
DX人材を目指す人にとっては、これは実はチャンスを表す数字かもしれません。
行動するだけで、20代で言えば3割の人材になるわけですので。
DXのウェーブは大波です。
このチャンスを逃さないように行動すべきです。
どのようにDXへの転職活動をすべきか?おすすめは?
一般的にどのようにみんな転職活動をしているのか?
転職を考える人の34%がWEBを眺めるだけで終わります。
これは、、、、転職活動と呼ぶのでしょうか???汗
忙しい仕事に加え、さらに転職活動を上乗せしています。
これでは質の高い転職活動はできません。私は積極的に転職エージェントを活用し転職活動をします。
理由は、自分の時間を転職エージェントを上手く使い無料で外注できるからです。
リスクがありません。
しいて言えば、効果の薄いエージェント使い時間を浪費することぐらいです。
しかし、そのリスクもITの専門性の高いエージェントを利用することで回避できます。
是非、まずは行動を意識しましょう。
DX転職に特化したエージェントは以下で解説しています。
DX人材になるために必要な「DXとは?」の理解
DX人材になるために最後に必要なことは、DXとは?の理解です。
なぜ、これが最後に重要な行動なのか?
それには2つの理由があります。
1 DXの検討から始めると転職活動で実際に動く初動が遅れる
2 IT経験者にとってDXという言葉は理解していなくてもすでに実施している
1 DXの検討から始めると転職活動で実際に動く初動が遅れる
DX人材になるために、一番の阻害要因は行動しないことです。DXは奥が深く勉強すればするほど、学ばなければいけないことが次々に出てきます。ですので、このDXの理解から入ると転職行動ができなくなります。
まずは、転職エージェント会話し求人の網掛けを行い並行して勉強するくらいで十分です。
勉強の方法も、以下の2つの記事を読めば、DXとは何かを人に解説できるレベルには十分なれます。そうなると面接でDXに関して質問されても十分対応できます!
DXの本質を理解するレポート
DXを勉強するおすすめ本
2 IT経験者にとってDXという言葉は理解していなくてもすでに実施している
IT経験者の中には、今までの開発・業務改善で本来あるべきITプラットフォームとしての全体最適の観点でユーザにアドバイスしていた人も多数いらっしゃるのではないでしょうか?しかし、目先の業務改善、IT化や効率よりも優先される訳の分からない要求。。。に対応していたのではないでしょうか?
DXでは、デジタルにトランスフォームし、既存の枠組みを超え業務・ビジネスモデルの変革です。DXを勉強しなくても心のストッパーを外すだけで優秀なDX人材として活躍できる方が大勢いらっしゃると思います。
DX推進人材になるには?一攫千金のチャンスを逃すな|転職談まとめ
DX人材にチャンスが転がっている理由は以下
1 DX市場は今後も拡大を続けニーズが増加する
2 DX人材に求められる業種・業界は多岐にわたる
3 DXはまだ始まったばかりアーリーアダプターに勝機
4 DX人材になるためにこれといった資格は不要
本記事で解説したDX人材になるために必要な行動は以下
①マインド
DX人材になるために必要な事は、自分を信じチャレンジングする事です。これが原点。
②ITスキル
経験者に必要な事は、セルフマーケティング
未経験者は、リスクを理解したロードアップの構築
③DX転職知識
DXに強みのある転職エージェントの利用による時間の効率化
④DX知識
XDXとは何か?DXに必要なスキルの勉強
各種レポートを読む
DX関連書籍で勉強
DXの魅力を感じ取れたのではないでしょうか?
時代の流れを感じ行動してみるのはいかがでしょうか?