社内SEの仕事とは

今後もIT業界って魅力的!?社内SEの将来性と今後の需要に関して

コロナウイルスで増す失業|今、IT/社内SEへ転職がおすすめ理由社内SEの仕事とは

IT業界って将来どうなの?需要はあるのかな?
ITエンジニアとくに社内SE/SEの将来性はどんな感じか知りたい

と言った疑問に答えます。

この記事で、コロナの影響で変貌した転職市場の状況も踏まえて、IT業界特にシステムエンジニア・社内SEの今後は魅力的な職業なのかといった将来性を確認できます。

結論ですが、コロナ前も十分魅力的な業界でしたがコロナの影響でIT化が活性化しさらに魅力的になった点を解説します。

IT業界・社内SEの将来性がさらにました状況を
・社内SE/SEを取り巻くIT業界の需要変化
・ITエンジニア・社内SEの仕事の変化

大きくこの2つで解説します。

記事後半部分は、現在社内SEとして働いている上で感じている実体験も交え解説します。

✔自己紹介

グルー
グルー

SE+社内SE歴15年以上。現大手EC運営企業の管理職 兼 社内SE講師。

グローバル(15か国以上導入)へ大規模ERPシステム開発・導入を実施。

2018年よりSE講師として100名弱の部下・生徒の教育も実施。

社内SE/SEを取り巻くIT業界の需要変化

ITエンジニア社内SE/SE)を取り巻くIT業界の需要変化
・堅調なIT業界のニーズ
・コロナで進むDX

社内SEの仕事の変化
・社内SEに追い風の日本独自のIT業界の構造
・他業種よりも魅力的な社内SEの平均年収
・変化する社内SEに求められている役割
・どんどん良くなる社内SEの働き方

この観点で、まずはITエンジニア・社内SEを取り巻く業界の概況や変化から解説していきます。

非常に堅調なIT業界の求人のニーズ

IT業界は他業種に比べ求人のニーズが底堅いのが特徴です。これは、コロナ前後で変化はありません。2009年のリーマンショックを含む2008年から2016年までの各業界の求人倍率の推移です。(以下グラフ)

業種別の転職求人倍率【グラフ】
出所:DODA

薄緑のIT業界の求人数の戻りが凄まじいです。2013年7月にはメディカル業界と入れ替わる形で、IT業界求人がトップに躍りでました。

今後もITがビジネスを創造してく流れはかわりません。さらに加速していっていただきたいと願っています。というか、順当に考え業界をけん引していくと予想します。

事実、1992年と2016年の米国株式市場の時価総額上位25社の比較です。1992年には、しいて言えばNTTが情報通信分野でランクインしています。一方、2016年には、アップル、グーグル、愛黒ソフト、アマゾン、フェイスブック、と言ったIT系企業が株式市場をけん引しています。

出所:ファイナンシャルスター(https://finance-gfp.com/?p=2042)

大きな大局観として潮流は完全にITです。

2014年から2020年、直近6年の転職求人倍率はIT/通信がダントツ

話を戻し、2014年から2020年のITの求人数推移も見てみましょう。

業種別の転職求人倍率【グラフ】
出所:DODA

IT業界しか、求人が増加していない点お分かりでしょうか。他業界とは全く違う動きです。端的に言うと、日本の成長分野はITです。先ほどご紹介した世界の状況を日本にあてがってみてもITが中心であることは一目瞭然です。

コロナショック後でもIT業界の求人は大丈夫なの?

業種別の転職求人倍率【グラフ】
出所:doda (https://doda.jp/guide/kyujin_bairitsu/)

2021年1月の転職求人倍率です。コロナの影響でどの職種の求人も減少しています。一旦、2020年7月をボトムにどの業界でも求人は落ち込みましたが、7月以降で堅調に求人が戻り始めています。その戻りの中でも特に回復が著しいのが、IT業界の底堅い戻りを見ることができます

未来の予想では、2030年には最高で79万人のIT人材不足になると予想されています。

図表1
出所:ミス補情報総研(https://www.mizuho-ir.co.jp/publication/contribution/2018/mizuho-global1806-07_01.html)

ITエンジニア(社内SE/SE)が更に求められるDX

新型コロナウイルスの功罪に目を向けると、全世界で猛威を振るった危機的自体が、どんな著名なCEO,CIO,CTOよりも日本のIT化・DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進してくれました。

日本経済新聞社は2020年度の設備投資動向調査をまとめた。企業のIT(情報技術)投資の計画額は前年度実績比15.8%増と大幅に増える見通しだ。新型コロナウイルスの感染拡大で集計企業全体の設備投資額が1.2%減になるなか、積極性が目立つ。モノやヒトの動きが滞り、ビジネス環境は一変している。販売や供給網の変革につながるデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させる

日経:(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62482780Z00C20A8SHA000/?n_cid=SNSTW001)

IT業界を取り巻くIT化のニーズはますます加速しています。社内SE/ITエンジニアの将来性は更に明るくなったと言えます

今回のコロナで具体的にどのようなDXが加速したのかもご紹介します。

コロナで加速したDXの例

世界のテレワーク・リモートワークは一気に加速
キャッシュレス化の流れ

この流れが企業のIT化の加速=社内SEの需要の増加につながります。

世界のテレワーク・リモートワークは一気に加速

新型コロナウィルスで今までの働き方からの脱却が求められています。集団での作業や密集を避けるためにリモートワーク(テレワーク)の導入が各社で進行しています。

代表的なツールとしてZoomやTeamsがあります。Zoomの株価はうなぎのぼりです。ダウンロード数も顕著に伸びています。

「Microsoft Teams」「Googleハングアウト」「ZOOM Cloud Meetings」などのビデオ会議が可能なアプリの需要が急増している。特にZOOMは2月と3月を通じて世界で急増し、3月第2週(15日~21日)のダウンロード数は昨年第4四半期の週平均の、米国では14倍、英国では20倍、感染者数が2位(当時)のスペインでは27倍、トップだったイタリアでは55倍だった。

ITMEDIA

ビジネス系のアプリ全般で見てもコロナウィルスのパンデミック宣言した3月11日を起点に需要が急増しています。(以下グラフ参照)

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出所:ITMEDIA

国内でも同様の事例があります。

例えば、クラウド型の在宅コールセンターの【コールシェア】の登録者数の推移です。

WHOが新型コロナウイルスと認定した2020年1月以降、コールシェアにおいてもユーザー登録数は大きく伸長し、2月度は昨年対比300%にまでに至りました。3月度においては更なる増加を見せ、500%を超える登録ペースで推移しております。 新型コロナウイルス感染症の流行を切っ掛けに、社会的にテレワークへの関心が強くなっていると言えるでしょう。

Parttimes
出所: Parttimes

レジなど俗人化している業務が自動化、キャッシュレス化の流れ

新型コロナウィルスの影響は、コンビニ・ドラックストアなどで働く店員さんに大きな悪影響を及ぼしています。

人手不足が危惧されるなか、新型コロナウィルスの影響でバイト・仕事を辞める人が出てきています。

こういった、現金を取り扱う悩みは、接客業での同じ悩みです。

上記の本質的、課題の原因は、新型コロナウイルスではありません。課題が表面化したきっかけが新型コロナウイルスという点は間違いありません。

課題の原因は、未だに日本はキャッシュレス化が浸透していないという点です。なぜ、2020年にまだセルフレジ化やキャッシュレス化が日本はこんなにも遅れているののでしょうか?

世界各国のキャッシュレス決済の比率です。(以下参照)

出所:JIJI.com

日本とドイツは他諸外国に大きく出遅れています。恐らく日本とドイツのキチッとした国民性や性格がキャッシュレス化への移行の必要性を弱めたと推測できます。*中国・韓国も国民性はにているかもしれませんが、脱税防止の観点で政府主導でキャッシュレス化が浸透したそうです。

上記の様に、今まではなんとなくやり過ごせてきた日本のIT化も、新型コロナウィルスの影響で、必要性に迫られIT化が加速します

ITエンジニア・社内SEの仕事自体の将来性

ここまでは、わりと大きな視点でITエンジニア・社内SEを取り巻くIT業界の将来性に関して解説しました。ここからは、ITエンジニアと社内SEに特化した将来性・需要当を解説していきます。

解説する観点は以下です。

・社内SEに追い風の日本独自のIT業界の構造
・他業種よりも魅力的な社内SEの平均年収
・変化する社内SEに求められている役割
・どんどん良くなる社内SEの働き方

社内SEに追い風の日本独自のIT業界の構造

先ほどご紹介したように、2030年には最大79万人のIT人材が不足すると予想されています。これに加え、日本固有のIT業界の構造が社内SEを取り巻く状況が社内SEに特に有利に働きます。

以下は、日本と海外のSier SEと社内SEの割合の比較です。

ITユーザー勤務比率グラフ
出所:Unit and grow

日本の社内SE比率 25%
アメリカの社内SE比率 72%

日本では、IT人材の7割がSierのシステムエンジニアに所属しています。実は、海外では、システムエンジニア・社内SEとう呼び方はなく、一律システムエンジニアやアプリエンジニアと呼びます。日本独自の文化になります。アメリカでは、事業会社等のユーザー企業に所属するSE比率は72%です。

IT需要の増加、更に注目度が高まり、更に早く・安くITを活用する流れになると想像します。その際には、現在の様な極端なSierベンダーに依存する状況の脱却が必要です。既に大手を中心に実力のある社内SEを採用しIT化を活性化させています。

そんな追い風の社内SEへの転職におすすめ
社内SE・情シスにおすすめ転職エージェント・サイト|現社内SE談

他業種よりも高いITエンジニア・社内SEの平均年収

IT業界のニーズが増加しているはご理解いただけたと思います。年収に関して見ていきます。ぶっちゃけ、伸びている業界だけあり年収の面でも恵まれています。ITエンジニア・社内SEの平均年収は他業種に比べ賃金が高水準です。更に求人によっては、年収1千万オーバーも存在します。私のまわりにも何人もいます。

システムエンジニアと社内SEの平均年収

システムエンジニアの平均年収は、550万円
社内SEの平均年収は、510万円
優秀な人材は普通に1千万オーバー
日本人の平均年収は、約436万円

伸びている業界・ニーズにある市場=年収・待遇面がいい
というシンプルな構図です。

✔システムエンジニア・社内SEの年収に関してもっと詳しく見る

ITエンジニア・社内SEに求められている役割

ITへの注目の変化、ビジネスにおける役割の変化に伴い、社内SEに期待する仕事の定義も変化しています。ITをつかって業務改善に注力するのが今までの社内SEやシステムエンジニアに求められていた役割でした。

しかし、最近の社内SE・システムエンジニアに求められている役割は、ITを活用しビジネスに価値を創造するのが仕事にシフトしています。単なる情報システムを設定・構築する人から求められる生み出す価値が変化しています。

こういった役割の広がりが、
・求人の増加 (求められる役割の増加)
・年収の増加 (生み出す価値に対する評価の拡大)

と言えます。

改善が進むITエンジニア・社内SEの働き方

一昔前のITエンジニア・社内SEといえば、新3K(きつい、つらい、かえれない)といわれかなり厳しい仕事の印象でした。しかし、現況ではITの仕事における重要性が増し、IT人材自体のあつかいも大分改善されています(企業差はあります)。

さらには、社内SEに関して言うと、より大きなビジネスインパクトを期待し、コーポレートエンジニアと呼ばれるぐらい注目を集めています。

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魅力的!IT業界とエンジニア(社内SE・SE)の将来性・今後の需要まとめ

本記事解説した、社内SE・システムエンジニアの将来性が魅力的である観点は、

ITエンジニア社内SE/SE)を取り巻くIT業界の需要変化
・堅調なIT業界のニーズ
・コロナで進むDX

社内SEの仕事の変化
・社内SEに追い風の日本独自のIT業界の構造
・他業種よりも魅力的な社内SEの平均年収
・変化する社内SEに求められている役割
・どんどん良くなる社内SEの働き方

こういったきゃかん的なITの将来性をお伝えしましたが、実際もITを使ってのビジネスの創造や技術的チャレンジ、知的チャレンジは楽しく毎日が充実しています。

是非、一人でも多くの方がITに更に興味を持っていただけることを願っています。

ITへの転職方法は以下の記事でご紹介しています。

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✓書いた人

記事を読んでいただきありがとうございます!

ITエンジニアを応援しているグルー(@/it_compass_guru)です。

略歴(米にてSE/ITコンサル→大手ECの社内SE)実績(グローバルERP刷新・及び15か国展開、MDM・生産管理・WMS・CRM開発)社内SE講師として100名弱指導。

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