仕事で部下をどうやって褒めたら良いかわからない
と言った悩みに答えます。
日本人の場合、全然褒めれていません。
日本生産性本部が行った調査によれば、「仕事で成果を上げたり、他の見本になる行動をとった部下」を約9割の課長が「褒めている」と答えたのに対し、一般社員の約半数が「上司は褒めない」と感じているという。
出所:Diamondonline
一方、グローバルでは褒めるのが常識です。何かをしたら”Good job!”や”Good Try!”と普通に声掛けします。この記事は、グローバルで、活躍したい!もっと褒めて部下を成長させたいと思う方必見の記事です。
自己紹介ですが。米在住10年以上で、そこでの留学・就業経験をいかしてグローバルに仕事をさせていただいております。訪問国は20か国以上でさまざまな国の方と仕事した経験を生かして、『褒め方』アドバイスします。
知見を生かしたグローバルで通じる褒め方を紹介します。
この記事を読むことで、
・褒めるのにあまり慣れていなく克服したい人
・さらに、グローバルで仕事する上で必須の『声掛け』の基礎を学べます
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そもそも褒めるとは?とういう事か?
褒める、とは
『良い行動をしたことに対して相手を称賛する事です。 』
『褒める』と 『 誉める』の違いは?
誉めると褒めるは同様の意味です。
しかし、誉めるは個人的な評価と言うよりは、表彰される・名誉があると評価される等社会的な評価が伴います。
さらに、褒めるを目上の人には使えないですが、誉めるは目上の人にも利用する事が可能です。
褒める事のポイント :良い、行動を褒める
褒めるのに慣れていない人に足りていない視点とは?
その視点とは
・良い行動はあなた目線ではなく、当事者目線であるべき
・褒める事は、『挨拶』というコミニケーションの1つである認識
この2つの視点を養うことで、褒めるのが苦手だった人も考え方を変える事が出来ます。
良い行動はあなた目線ではなく、当事者目線であるべき
上記で、褒めるとは 『 褒める事のポイント :良い、行動を褒める 』とご説明しました。
この褒める基準となる、良い行動を深堀する必要があります。
良い行動の基準は、あなたではなく、当事者の価値観・頑張りである必要があります。図解で説明します。
あなたは仕事が出来るから、上司であり、部下は出来ないので職以上、部下です。
あなたの視点・基準で評価していたら、『いつまでたっても満足できません』。
一方、グローバルで仕事する人・褒めるのが上手な人は、部下の頑張りを褒めます。
間違った褒め方をすると、部下を成長する事が出来ません。
間違った褒め方は、結果を褒めてしまう事です。
成果を褒めてしまうと部下の成長を止めてしまいます。
一定量の成果を褒められてしまうと、褒められる基準が出来上がってしまいます。これに満足してしまうと、その成果を狙いだします。
なぜなら、その成果でも評価されるからです。
成果を褒めるのと、達成を褒めるのでは伸びが違う
達成を褒められた人と、成果を褒められた人の成長の違いを見てみます。
頑張りや、チャレンジを褒められた人は、以下の赤い線を伸ばそうと努力します。
結果、少しずつですが、達成のレベルが上昇します。
さらに、副作用として、実力も少し底上げします。
この数回のチャレンジの後に、もともと成績優秀だった部下Bと比較してみます。
なんと、頑張りを褒められている方は、もともと優秀だった人を追い抜きます。
これ嘘だろ!と思う人もいらっしゃると思います。しかし、私の実体験でも結構体験しています。
始め成果が出ない人は、大抵能力がないというよりはやったことがない人がほとんどです。
褒める事は、『挨拶』というコミニケーションの1つである認識
日本語の褒める感覚で『褒める』を実施しようとすると日本人にはちょっと馴染みがないし、不慣れなのかしれません。
そこで、『褒めるとは?』の考え方を変える必要があります。
褒めるとは、挨拶だ!と理解する必要があります。
朝会社にいって、『おはよう』だったり、『お疲れ様』というの当たり前ですよね。
部下で、返事しなかったら、『どうしたのかな?大丈夫かな?』と心配しますよね。
『褒める』とはそのようなコミニケーションの挨拶と同じと捉える必要があります。
褒めるとは、ポジティブなコミニケーションであると理解
辛い時も、うれしい時も大事なのは相手への関心と思いやりです。
一番やってはいけない事は何も言わない事。これ以上に辛いものはない
褒めるというか声をかける行為は、相手にあなたが大切に思ってることを伝えます。
優しい気持ちで接することが重要です。もっと言うと、気持ちを注ぐという時間が重要です。言葉、メールでもあなたが部下に対して費やした時間が最も重要なのです。
褒めるというのはその誠意を伝える手段の1つにすぎません。
仕事でつかえる褒め方・注意点
部下を成長させるには、チャレンジ・アクションを褒める、結果を褒めない。
褒め方の形とかは無くて、むしろ受け売りで褒める方がダメです。
あなたの言葉で声掛けをしましょう。
大事なのは、部下の事を感がる時間をとるという事です。実際に、褒める際は、その人のなりの頑張りを評価してあげるあなたなりの言葉がけをすればいいです。
褒めるとは、相手を褒めることが目的であり見返りは期待しない
褒める為に相手を思う事が重要
どう褒めたらいいかわからない人
どうしても、どう声を掛けたらいいかわからない人は以下がお勧めです。
がんばったね!
これで十分、達成ではなく本人の何かの頑張りを相手の気持ちで褒めるだけである
欲を言えば具体的に、何を頑張ったかを褒めてあげるべきである
これが、褒め方が分からない人に伝えたいシンプルなメッセージです。
仕事・ビジネスの部下の褒め方のコツのまとめ
褒めるコツは、結果ではなくチャレンジを褒める事です。褒める事をコミニケーションの1つの手段と捉え、挨拶をするように行う意識が大事です。
どうしてもうまく切り出せない場合は、『がんばったね』と声掛けをしましょう。偽物の言葉は、相手にもばれてしまいます。
まずは、褒めるために部下の事を考える時間をとり向き合う必要があります。
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