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46%の企業は「まだらテレワーク」その現状課題と必要な対応とは?

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まだらテレワークって何?
まだらテレワークの気を付ける点は?
どうやったらうまくテレワークを活用できるの?

と言った疑問に答えます。

ウィズコロナの働き方としてテレワークが、かなり沢山の企業に浸透しています。そんなテレワークも一部出社・一部テレワークといった【まだらテレワーク】現象が発生しています。

本記事で、まだらテレワークで発生している課題とどうこの状況を乗り越えていくべきかを解説します。

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まだらテレワークとは?

まだらテレワークとは、
職場へ出社している人とテレワークで仕事をしている人が混在している状態】を言います。

まだらテレワーク率は企業の46%

チャットプラス株式会社は、企業の経営者(役員含む)・従業員を対象に、テレワークとデジタルツールに関する調査を実施しました。

引用元:PARTTIMES

全社員テレワーク:6%
全社員出勤:49.9%

約半分がテレワークを導入していることになります。

つまり、まだら率は100%-49.9-6%=約46%ということになります。

この結果は、総務省の2017年のテレワーク導入率調査結果と比較すると3倍以上の増加となります。

テレワーク導入率は、2017年13.9%→2020年46%

以下2017年までのテレワーク導入率の推移

出所:総務省

まだらテレワークの実態

まだらテレワークの苦痛の声を集めてみました。

全員テレワークとは状況が異なり、一部テレワーク・一部出社の働き方=まだらテレワーク状態では働きずらい声が多数あります。

まだらテレワークは、テレワーク者の心理的ストレスに拍車をかける

パーソル総合研究所は6月10日、テレワークの浸透に伴う不安感や、孤独感の実態、解消法を探ることを目的として実施した「テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査」の結果を公表しています。

心理的ストレスの上位は、

・「相手の気持ちが察しにくい」が39.5%
・「仕事をさぼっていると思われないか」が38.4%

が上位です。

テレワーカーの不安
出所:Cnet Japan

上記のテレワークならではのストレスに加え、一部出勤の構図では、
・「出社している人は、きちんと評価されるのに自分は大丈夫かな?」
・「出社している人は、対面でもっとコミニケーションとれていそう」
と言った、テレワーク者が想像する出勤者とのギャップ予想で不安心理に拍車をかけます。

まだらテレワークの課題の本質と打ち手

課題の本質は、「物理的に働き方は変化したのにもかかわらず、マインド・考え方が新常識に移行できていない事」が課題です。

コロナにより、強制的に短時間で働き方が改革され変化したにもかかわらず人々の意識はまだ昔のままです。

ウィズコロナの時代に突入しており、今がまさに働き方だけではなく、常識・考え方を変化させる時であると認識する必要があります。

まだらテレワークで理解すべき新常識とは?

様々な観点でまだらテレワークで理解しておくべき新常識を解説します。

解説する内容

・まだらテレワークで生まれる評価の違い
・従来よりもさらに伝わりずらいテレワーク者の情報
・まだらテレワークで増加する準備工数

まだらテレワークで生まれる評価の違い

左側は、従来の働き方、右はテレワークの状況です。この2つの状況が入り混じった状況がまだらテレワークと言えます。

評価の「成果・能力・態度」それぞれの軸で違いを解説します。

成果評価においては
・従来は、成果はもちろんの事、目に見える頑張りも少なからず考慮します
・テレワークでは、物理的に見えない為成果に依存します

能力評価においては
・従来は、こちらも能力+頑張りを評価します
・一方テレワークでは、やはり頑張りは見えない為会議やアウトプットで判断せざるおえません

態度評価では
・従来は、出勤時間中常に態度を見ることが出来ます
・一方、テレワークでは、つながっている時間のみで評価になります

このように、従来の働き方とテレワークを比較すると、テレワークではより成果ベースで評価されるに重きが移行します。

まだらテレワークでは、こういった評価の格差が生じている認識が必要です。

従来よりもさらに伝わりずらいテレワーク者の情報

テレワーク者と従来の働き方をしている人の伝える力を解説します。

会議を例にとって解説します。

仮に会議で、テレワーク者が音声のみで説明をしたとします。

当然、従来のface-to-faceの働き方に比べ「身振り手振り」・「表情」といった情報が欠落します。

なんだこれだけ?

と思われたかもしれません。

しかし、聴覚と視覚では伝える力は歴然たるものです。

聴覚と視覚で伝える力の違いは6倍違う

文字で伝える、話す・読んで伝える、見て伝えるの違いを分かり易く、漫画の伝える力を例に解説します。

以下は、人間の一分当たりの情報処理量を表します。

・話すことでは300字伝えることが出来ます。
・読むことでは1000字伝えることが出来ます
・これに、更に視覚的な要素も更に加えると一気に2000字の情報を処理可能です。

出所:MANGA

対面で会話する場合は、この漫画の見る状態と同じ状態を無意識で作り出しています。プレゼン者の話す内容に加え、手元の資料、更に、表情+身振り手振りで非常に多くの情報を処理を促すことが出来ます。

テレワークではこういった情報がデフォルト欠落します。

テレワークで抑えておきたいメラビアンの法則

参考までに覚えておきたい法則が、メラビアンの法則です。

出所:カオナビ

1971年、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによってに発表された「7-38-55ルール」・「3Vの法則」と呼ばれる法則があります。

この法則は、コミニケーションで情報を受け取る違い・影響力を表しています。


人はコミュニケーションを取るとき(受け取る情報を100とすると)

・相手から発せられる言語の内容「言語情報」から7%
・声のトーンや口調、大きさ、話す速さなどの「聴覚情報」から38%、
相手のジェスチャーや視線、表情といった「視覚情報」から55%

の情報を受けるというものです。

言語メッセージよりも非言語コミュニケーションによるメッセージのほうが、影響力が強いということが分かります。

先ほど紹介した情報量+影響力を加味すると、従来の働き方とテレワークではこれほど格差が生じていることになります。

これを聞くと、今まで顔出ししていなかった事で相当プレゼン・説得・説明の効果を失っていた事にきづきます

まだらテレワークで増加する準備工数

対面での会議の場合必要であれば、ホワイトボードを利用し情報不足を補うことができました。しかし、テレワークではそうはいきません。

その為、会議等を実施する場合その部分を事前に資料を準備する必要があります。

又、従来の仕事の仕方の人とテレワークの人が混在する場合、情報伝達の難しいテレワークの人に合わせ資料を用意する必要があります。

この点もまだらテレワーク時に抑えておきたいポイントです。

まだらテレワークでは、どんな具体的な配慮が必要?

まだらテレワークを上手く乗り切るために以下の2つの視点でポイントをアドバイスします。

基本的には、従来の働き方の人とテレワーク者のギャップに配慮することが必要です。

幾つか例を紹介します。


通常の仕事時
・挨拶等のコミニケーション不足を補填する
・チャットの表現を工夫する
・ゴール・成果を明確にし進める

会議時のコツ
・資料の準備はテレワーク者に合わせる
・会議の進行時、テレワーク者にコメントを聞いてあげる
・テレワーク者にはそもそも伝わりづらいと理解し、思いやりをもつ

挨拶等のコミニケーション不足を補填する

テレワークでは、出勤し見えるだけで得られる情報が欠落します。挨拶するだけで体調よさそうだな、とか、今日はなんだか元気ないな、と言った情報を得ることが出来ますが、テレワークでは伝わりません。

部下を持つ人であれば、本当は部下の情報を知りたいところですが、あまり情報をもらうことにフォーカスせず情報を与える事にフォーカスしましょう。

もし仮に、あなたがコミニケーション不足していると感じるのであれば部下は尚更感じています。

チャットの表現を工夫する

文字は言葉以上に感情がつたわりません。同じ表現でも、漢字で【了解です】とひらがなで【りょうかいです】だけでも印象が違います。

小さな心配りですが、積もり積もり大きな印象・モチベーションの違いに繋がります。

ゴール・成果を明確にし進める

テレワークでは評価されないと感じる人が多いです。その為ゴールをより明確にすることにより定量的に評価する必要があります。これにより評価されないという点はクリアできます。

一方、このかじ取りを一気に行ってしまうと、今まではそこまでゴールにおわれ息苦しくなかった人も最初は苦しいと感じてしまいます。この部分も導入する際は背景をきちんと会話しチーム・個人にあったスピードで展開が必要です。

資料の準備はテレワーク者に合わせる

一番避けるべきは、情報共有したいからという理由で、テレワーク者を会議には参加させるが資料は手元の紙資料のみとは絶対避けるべきです。

テレワーク者に敬意をはらい、資料の準備をすすめる必要があります。

会議の進行時、テレワーク者にコメントを聞いてあげる

会議でもう一つ気を付ける点が、テレワーク者はコメントするまで時間がかかる点の理解です。たいてい家庭の雑音が入らないように、テレワーク者はミュートで参加しています。

ですので、テレワーク者が発言する場合間髪入れずに行うことはちょっと難しいです。この点を理解し、司会・リードする方は配慮が必要です。

伝わらないづらいと理解して思いやりをもつ

ここまでの情報を踏まえ、テレワーク者には情報が伝わりずらいという点を理解する・配慮するがやはり一番大事なポイントです。

コロナがなかった時代にどの仕事でも会社に出勤しコミニケーションをとってお仕事をしていたのは、やはりその働き方が最も早く効率が良かったからです。

現代においては、その仕事の効率・早さよりも優先すべき事があるのでその部分をあきらめているわけなので、この理解が最も重要になります。

このテレワークでは情報は伝わりづらく、まだらテレワークでは情報格差が生まれている認識と配慮こそ最も必要な要素になります。

46%の企業は「まだらテレワーク」その現状課題と必要な対応とは?まとめ

今後の新常識として定着する可能性があるまだらテレワークです。この現状の課題は、物理的に変化した働き方に我々の考え方・マインドの常識が変化していない事が一番の原因です。

さらに、通常の働き方とテレワークが混在する状態では、その情報格差を理解し配慮した準備や会議時の進行、会議以外での不足するコミニケーションの補填等必要です。

こういった状況においても、いつかまた以前の働き方に戻るかも?なんて考えて従来のやり方を踏襲していてはいけません。既に時代は、新常識=ニューノーマルへの変化しています。

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