AI/人工知能ってそもそも何?初心者にも分かるように教えて
と言った疑問に答えます。
巷では、広義のAI(人工知能)で会話され、『AI(人工知能)、機械学習、深層学習(ディープラーニング) 』 と関連する様々な用語が飛び交っています。この記事を読むことで、そこら辺の概要がさっくり理解でき利用になります。さらに、AIの中にも、『強いAIと弱いAI』の違いを分かるようになります。AI(人工知能)勉強の初期としては十分な知識をつけることが出来ます。
巷のAI(人工知能)へのイメージ
AI(人工知能)という用語は、実に様々な解釈で使われています。ネット界隈でも、『AI(人工知能)の様々な憶測 』 が飛び交っています。
2045年問題と言われ、AIが人類の能力を超えて、AIが自らAIを作り出すという仮説があります。
— 葵 (@aoichan_insta) May 23, 2019
「シンギュラリティ」と言われるものですが、想像するとちょっと怖い…
もはやどんな仕事が残るのだろうか😂
人工知能がどんどん発達してって、いつか人間も人工知能に支配されそうで怖いよね〜 #peing #質問箱 https://t.co/yv4uac8UIY
— エス (@suzuryo_1125) May 27, 2019
正しい知識を身に着け、AI(人工知能)とは何なのかを認識する必要があります。
本記事を読み進めることで、上記の方がどこら辺の事を言ってるのか?を理解できるようになります。
日米で、解釈の違うAI(人工知能)のイメージ
AI(人工知能)の解釈の違いは、日本に閉じた話ではなく、日本とアメリカの人工知能(AI)という国単位でも(メディアの違いなのか)イメージが異なります。
日本・アメリカ共通的にAI(人工知能)とはでも「コンピューターが人間のように見たり、聞いたり、話したりする技術」と認識されています。
アメリカ独自の認識としては、「人間の脳の認知・判断などの機能を、人間の脳の仕組みとは異なる仕組みで実現する技術」と考える人が多いようです。
数値に現れない経験・実態ですが、AI(人工知能)の認識は、人によってまちまちで結構バズワードの様になっている感は否めません。
AIに関しては、アメリカと中国がしのぎを削って技術改革を推進しています。完全に日本は出遅れています。『AIへのIT投資分析で見る米中関係|中国はアメリカを超えるか? 』 で米中間の施策と状況をご覧ください。
AI(人工知能), 機械学習, ディープラーニングの違いは何?
一口にAI(人工知能)、機械学習、ディープラーニングと一色単にされがちですが、違いは是非しっかり押さえておきたいですね。
Markzineさんの図解が分かり易かったので引用し説明します。
・AIは一番広義で、人間と同様の知能を実現させようという取り組みやその技術
・機械学習は、特定のタスクをトレーニングにより実行できるようになるAI
・ディープラーニングは、マシンが特徴を自動定義する事
一色単になっていた、AI関連用語も、AI>機械学習>ディープラーニング(深層学習)ね!と覚えておくことですっきりします。
AI(人工知能)の歴史を理解しよう
1950年代 古くから人工知能のディスカッションが存在
1980年代 人工知能の研究分野の一つでデータを解析し、結果から情報や予想やルールを見つけ出す手法が画一
2010年代 ディープラーニング・深層学習と呼ばれる、AIがデータ解析をもとに自ら学習する手法が画一
更に詳しくAIの歴史を知らいたい方はこちらがお勧めです。(注:めちゃくちゃ細かい)
AI技術進化と歴史を統合して時間軸を理解しよう
技術の進化という視点では、以下の図の様にとらえるのが適切です。
1950年代からAI技術は発生し
1980年代になると機械学習の技術が生まれAIの更なる活用が開始
2010年代になるとAI自身が一部の領域で学ぶ深層学習・ディープラーニングが成長
この歴史観と技術の関係性を押さえておけば脱AI初心者できます。
脱初心者情報:AI(人工知能)は2種類存在。強いAI/弱いAI
ここまでは、AI(人工知能)の概要を理解しました。ここからはもう少し踏み込んだ、AI(人工知能)の2種類の分類に関してみていきます。脱初心者までもう少しです。
・強いAI=汎用型AI
・弱いAI=特化型AI
この違いまで理解できるようになりましょう。1つづつ詳しく解説していきます。
強いAIは 汎用型AI・弱いAI は 特化型AIってどう違うの?
以下の図を使い解説します。
〇強い人工知能=汎用的AI
人間が行う知的活動を完全に模倣できるAI
〇弱い人工知能=特化型AI
特定の処理のみを実現するAIで。有用な道具として使われる人工知能
もう少し分かり易く強いAIと弱いAIを解説
単純化すると以下の図になります。単純に2020年2月現在、強いAIは存在していません。
ドラエもんのような自分で考え行動するロボットに搭載されているのが強いAIのイメージです。イメージが強いAIです。
巷でささやかれている、AIに人類が滅ぼされてしまうのでは?の論争は、強いAIの世界の話をしています。
よって、AIが人類を滅ぼすのか?といった心配も、まだ当面ありません。
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脱初心者を目指すあなたに向けて、広義で会話されがちなAI(人工知能)、機械学習、深層学習(ディープラーニング)の違いをご紹介しました。AI>機械学習>深層学習ご理解できたと思います。さらに、AIの中の強いAIと弱いAIの違いもご紹介しました。
ここまでの説明で脱AI初心者レベルの知識になります。
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