社内SEとして40代で転職って難しいの?
どうやって転職を成功させることができるの?
と言った疑問に答えます。
40代のあなたに必要な事は、まずは『自分の可能性を自分が信じること』です。これが出来ないと転職活動もなにもありません。あなたの可能性をまずあなたが信じなくて誰が信じるのでしょうか?
と、メンタル面から書きましたが、メンタルだけでなく調査したデータに基づき具体的にどう転職活動すべきか解説します。本記事で、社内SE・情シス&40代・50代でも転職はおすすめだ言う事が明確になります。
データで証明する社内SEのOver40代の転職がおすすめな3つの理由
日本の労働人口は減少傾向にも関わらず求人は増加
IT人材の需要は今後も特に増加
転職がどんどん当たり前の世の中に
日本の労働人口は減少傾向にも関わらず求人は増加
周知の事実と思いますが、日本の人口は減少傾向です。特に15歳~64歳の働き手層の人口の減少が著しいと予想されています。
全国の有効求人倍率
一方、有効求人倍率は?というと、リーマンショック後、バブル期の有効求人倍率を超す水準まで求人倍率は増加しています。直近ではコロナの影響で有効求人倍率は低下しましたが、既に足元では回復傾向にあります。
ここまでの大きな潮流で見た際に、
・労働ニーズの観点では、労働人口の減少
・需要の面では、求人倍率の増加で売り手市場である
ことは理解できます。
IT人材の需要は今後も特に増加
さらに、IT市場でにフォーカスしてみた場合、IT人材は他業界と比較してさらに売り手市場です。
経済産業省によると(以下図)、2030年には約59万人の人材が不足すると予想されています。
転職がどんどん当たり前の世の中に
転職の状況ですが、男女ともに転職する人の数は年々増加しています。転職することが当たり前になっています。
年齢別の数字で見ても、足元では15歳~44歳までの転職はいずれも増加傾向という結果です。
なぜ、転職は20代~30代後半がベストと言われているのか?
概況は分かったけど、それって若い世代の話じゃないの?
転職は20代~30代がピークって言われてるじゃん。。。あれはなぜ?
40代にも転職おすすめな根拠が欲しい
といった、疑問にも答えていきます。ポイントは以下の2つです。
20代ー30代に転職がおすすめされている理由
賃金が相対的に上がりやすいから
マーケット的にポジションが沢山あるから
賃金が相対的に上がりやすいから
転職の理由を調査してみると「より良い仕事環境を探すため」がほとんどです。
さらに細かい転職の理由の内訳(30代)
職りんくのデータをもとに内訳を分析します。
その内訳は
・給与の問題
・会社の将来が不安
・人間関係
・労働条件
と言った内容と理解できます。
30代は、人生においても結婚・出産等々人生における転機があり、何かとお金もかかります。さらに、初任給からスタートした年収も徐々に増え始める時期です。
入社したての新人は賃金が低く、昇給率が高い傾向にどの企業もあります。
さらに、20代後半で出来る人・できない人でメリハリが生まれ評価される人は、どんどん昇格し差が生まれ始める時期でもあります。管理職になりはじめるのもこの時期です。
ですので、転職も同様にこの20代後半~30代の時期は年収アップしやすいので転職も活発は事実です。
つまり、年収だけをもとめ転職するのではれば20代~30代がベストと言えます。(統計的に)
マーケット的にポジションが沢山あるから
もう一つの理由は、需要と共有の関係です。
仕事のポジション的には、当然ピラミッド構造の下の層であればポジションは沢山あります。ですので、従業員のうちに好きな企業に転職は比較的しやすいということになります。
社内SE/情シスの40・50代にも転職がおすすめな理由
ここまでの事実で実は40代以上にも転職がおすすめの理由がちりばめられています。
ポイントは以下です。
社内SE/情シスの将来の需要は安定している
年齢=キャリアという働き方ではないスペシャリストの道もある
社内SE/情シスの将来の需要は安定している
上記で解説したこれはやってくる日本の将来の姿です。将来的にもIT人材は引く手あまたです。
年齢=キャリアという働き方ではないスペシャリストの道もある
通常の業界では、まだまだ日本では年齢が上がる=役職があがるべきという妄想があります。ですので、IT以外の業界では、仕事がものすごくしずらくなります。
一方、ITの場合は年齢が上がってもゼネラリストで管理職を目指す道もあれば、スペシャリストとしてすきな領域をとことん楽しむ働き方もできます。
このキャリア構成の違いを理解したうえで転職活動を行えば問題ありません。
海外では転職に年齢は関係ない事実
海外に目を向けてみるとそもそも履歴書に年齢を記載する所がありません。年功序列のない海外では実力が全てです。
ビジネスを成功に導くために経験と知識のある人を、ポジションがあれば採用します。シンプルです。日本も既に終身雇用は崩壊しています。
ですので、本来の転職のあるべき姿=ビジネスに必要なポジションを任せられる人を採用するにシフトしつつあります。
上の役職を狙っての転職なのか?
同じ仕事の違う環境を狙っての転職なのか?
を意識するだけで転職ストレスが違います。
つまり、40代・50代という年齢よりもどういったキャリア転職を実現するのか?が大事です。
40・50代というか、キャリア転職とは?
今までの仕事の実績や経験をもとにその強みを生かし転職をすることです。
本来転職とは、
・より好待遇
・キャリアアップ
を目指し実施するべきです。
年収が上がりにくそうだからと理由だけがストッパーになるべきではありません。
市場の相対的な評価や、世間大衆は気にせず、あなたのしたいポジションがある企業を見つける必要があります。
年齢で切ってくるような企業は、そもそも日本の置かれている状況を分っていないので無視すべきです。ITには選択肢が沢山あります。
20代等の若年層での転職で、未経験でも素養があれば採用したい!というのと、今のあなたのように経験・知識がある人を必要としている企業はあります。
そういった、IT・社内SEに特化した求人を上手く見つける事が重要になってきます。
効率的な40・50代のキャリア転職の進め方
ではどうやって、40代・キャリアの転職を効率よく行うのか?
転職はポジションとあなたのスキルのマッチアップです。このマッチングを上手くかつ効率的に行うことが重要です。
どのように上手く・効率的に行うか?
答えは簡単で、
・優秀で専門性の高いエージェントを活用し
・そのマッチング作業をアウトソース(無料で)する
ことです。
「【必見】社内SEにおすすめ転職エージェント16選!!現社内SE談」の記事で、社内SE・情シスに特化したエージェントを紹介しています。
こういったエージェントを上手く活用し、時間効率を最大化させる必要があります。
40・50代の社内SE/情シスの転職の実態と成功する為に必要な事まとめ
足元では人材不足は来るべき将来の事実です。その中でIT人材は貴重で需要も増加が見込まれています。
一般論では、20代後半が転職期当言われていますが、それは人生のタイミングにおいて年収が上がりやすい事や結婚などを転機に転職する時期だからだといえます。
一方、40代・50代の転職に目を向けた場合、しっかりとした経験とキャリアのある人材はどの企業でも喉から手が出るほど求められているのも事実です。
ポジション数=求人数的には、仕事の構造上すくなくはなるので、気長にエージェントを上手く活用し転職活動を行う必要があります。終身雇用が崩壊した日本でもキャリア転職がどんどんニューノーマルになります。