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ドイツの労働生産性が高い理由は?日本の働き方の課題の本質を発見

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なぜドイツは生産性が高いのか?

日本人はどうしなければいけないのか?
グローバル人材に必要な知見とは?

といった、疑問に答えます。

グローバルでビジネスを実施している実体験も交えてドイツ人はなぜ生産性が高いのか?に迫ります。

ドイツの生産性が高い理由を3つの観点で解説します。
・国家単位での取り組み
・企業での取り組み
・個人に染み付く生産性を上げる習慣・文化

さらに、そこから、どうすれば日本人も生産性を上げる事が出来るか?に深堀していきます。この記事を読むことで、労働生産性・仕事効率を上げるためにまず初めに考えるべきことが理解できます。

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ドイツ人と日本の労働生産性比較:まずは事実調査

ドイツ人と日本人の生産性の違いを以下のデータを元に比較していきます。

・OECDによる労働生産性の日本・ドイツ比較

・日本ドイツの労働時間の違い

日本とドイツの労働生産性の違いは?なんとドイツ人は日本より44%も高い

日本経済と、ドイツ経済の労働生産性の違いを2016年の 経済協力開発機構(OECD) の数字をもとに比べます。

1時間当たりの国内総生産(GDP)

日本:41.5ドル
ドイツ:59.8ドル

ヨーロッパ全体に言えることですが、全体的にGDPがアジア圏の国々と比べ高い傾向にあります。

ドイツ人と日本人では労働時間の差:年間あたりなんと354時間!の労働時間の差

出所:税理士法人総合会計

続いて、2017年に発表 経済協力開発機構(OECD) による労働時間の差です。

日本:1710時間
ドイツ:1356時間

日本人とドイツ人の差は354時間。日にちに換算すると14.75日です。

月の半分の差ってやばいですよね。高い生産価値を短い時間で生み出せるなら最高ですね。

なぜこんなにもドイツ人の生産性は日本よりも高いの?3つの観点

観点1:国レベルの生産性を上げる施策

法律で守られている
ドイツでは、1日8時間労働が基準は日本と同じですが、10時間を超える労働は法律で禁止されています。

この法律を破ると経営者が最高1500ユーロ(225万円)の罰金になります。ワーストケースでは刑務所に入れられてしまいます。

ドイツ人の労働時間が国で守られているのを痛感した例

ドイツ人と初めてシステム開発をした際に、グローバル知識の無さを痛感したこんなやり取りがありました。

はぢ
はぢ

システム開発遅延、週末・残業調整でリカバリできますか?

ドイツ人
ドイツ人

ペナルティーあるから、週末働けないよ。

はじ
はじ

ペナルティー?なにを冗談を!??週末結婚式でもあるの?ほんとは!?笑

ドイツ人
ドイツ人

いやいら、本当に法律できまってるから、、、見つかったら最悪、CEO刑務所いきだよ

さらには、 「労働時間貯蓄制度」というものが存在します。

これは、1時間残業した日は別の日に1時間早く帰宅できるという制度です。労基署にあたる「労働基準監督署」が毎日抜き打ちで企業訪問し、違反が悪質なものは最高180万円の罰金、経営者に1年の禁固刑が科されることもあるそうです。

観点2:企業レベルで労働生産性を上げる例

個人主義・過剰サービスはしない

レストラン・スーパーに行っても働いている人少ないですし、無駄に営業していません。日本では、日曜でもでお店は空いていて当たり前ですが、ドイツ企業はしっかり休みます。

フランクフルトへ出張で日曜日に町へ出かけると食べ物やさんでもほとんど開いていなく苦い経験もあります。

高い有給消化率

ドイツ企業は年間に最低24日間(平均30日)の有給休暇を取れるよう法律で義務付けられています。

出所:EXPEDIA

ドイツの友達によると、有給を消化するのは義務図けられており、さらに申請も気楽だそうです。上司に有給取得申請をし、基本NOとは言えないそうです。

どうしてものお願いをされない限り有給はそのまま取得できます。日本より取得ハードルが圧倒的に低いです。

さらに、プロジェクトでも、有給だから仕方ないモードが全員(上司、ベンダー)が持っています。

はぢ
はぢ

日本に比べ相当有給とりやすい雰囲気が広がっています。
有給取得で嫌だなと感じるのは、日本人だけ

後程、日本人がグローバルで仕事する上で必要な事
生産性を上げるために理解すべきことを上記に関連し解説します。

観点3:個人レベルで労働生産性を上げる習慣・文化

ドイツ人は効率化を重視

ゲルマン人の印象として、無駄なことは一切やりません。職場の同僚でも、お客様でもNOって平気で言います。

さらに、仕事で何かをお願いした際に、why do we need to do that? by when?とストレートに聞いてきます。

無駄を一切排除し、時間を決めテキパキと仕事をこなしていきます。

そういうイメージは確かにあります。

どうすれば日本人の労働生産性を高める事が出来るのか?

国家・企業単位での取り組みは真似る事が出来ませんが、個人単位での労働生産性を上げる努力は見習うべきです。

ドイツ人の個人単位の生産性が高い理由は、「ドイツ人は効率化を重視している」といった点です。

しかし、日本人とドイツ人では、文化・習慣といった土壌が違うのでこのままはと入れられません。

そこで必要になるのが、ちょっと意外に聞こえるかもしれませんが客観的思考を持つことにより我々日本人は労働生産性を継続的に高めていく事が出来ます

日本人が労働生産性を上げるために、なぜ客観的思考が必要か?

そもそも客観思考を聞きなれない人はこちらの記事参照ください。ジュブズに学ぶ客観的思考。主観と客観の違いは何?

日本で仕事する上で具体的に生産性を改善する様子はたくさんあります。

例えば

・決まらない会議
・無駄な資料作成
・意味のない朝会

ですが、これら1つづつ改善していては、点の活動です。生産性を上げる様々な試みを試していては、人の真似で疲弊してしまいます。

そこで重要になるのが客観的思考です。

この場合、客観的思考で、日本の働き方ではなく、「グローバル基準の働き方 」 ・「一流の働き方」の視点が必要です。

この視点がないとあなたの働き方を海外の基準で分析し・ギャップを洗い出し改善すべきか見えません。つまり、生産性の改善が進まないからです

一度あなたの中に、日本基準ではなく世界で仕事をする一流の仕事術のテイストが芽生えれば、あとは出来る事から着実にその差を埋めていけばいいのです。

一流の仕事を学びたい人にお勧めの書籍:一流の本質 堀江貴文

「一流の人」はどこが違うのか? 原価の考え方、マネジメントの法則……様々な職業に通じるようなプロフェッショナルとしての在り方そのものを学べます。

この本で目線がぐっと上がります。

あなたのプロフェッショナルとしての常識をまずはぶち破り、目線を上げることで長期に働き方を改善できます。

この書籍では、 「 仕事の本質」日本トップの20人が語ってくれています。働くすべての人に読んでほしい、骨太なプロの仕事論です。

ドイツの労働生産性が高い3つの理由は?まとめ

日本とドイツの労働時間の差は354時間で生産性では44%も違います。

この違いは、国家・企業・個人それぞれの要因が影響しています。

個人単位で労働生産性・働き方を改善する為には客観的思考が必要です。グローバルの視点で自身の仕事の仕方と海外の一流の仕事の仕方を比べ愚直に改善を長期で実施する必要があります。

客観的に見た際、日本の小さい島国での価値観はマイノリティーであり、考え方をグローバル化する必要がある。

日本人が持つべきグローバルの働き方の視点を持った後は、以下の記事がお勧めです