システムエンジニアに社内SEへの転職がなぜおすすめか理由が知りたい!
といった疑問に答えます。
結論は2つです。
①一般論として、年収キャリアップの為には希少性を意識するべき
システムエンジニアは希少性を意識して自己評価を上げる転職を意識すべきです。
②コロナでDXが加速しIT人材はひっぱりだこ、かなり追い風
この風を上手く利用がおすすめ(私も直近で上手く転職成功した一人です。最近の転職で痛感したことをまとめています)
近くの公園で売る水は一本100円
— ふじいふみや (@tsetnmsclbrn238) May 26, 2021
砂漠の真ん中で売る水は一杯1万
違いは希少価値
本記事で、
システムエンジニアにとって、なぜ社内SEへの転職が希少性を上げる選択肢になるのか?
どんな風がIT人材に吹いているか?
を解説します。
解説する内容です。
・DXで更に加熱するITへの期待
・社内SEという職種が砂漠で水を売る状況な理由
・システムエンジニアが自己の希少性を上げるために考えてもらいたい事
上記を解説します。
✓自己紹介
SE→社内SE→現、一部上場企業のグローバルITをみている社内SEです。DXを推進するプログラムマネージャーです。転職3回で2021年にも上手くDXでキャリア・年収アップに成功しています。参考になればと思い体験ふまえ、IT人材に伝えたいことを本記事にまとめました。
DXで更に加熱するITへの期待 |チャンス拡大中
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、そこらじゅうで進められているデジタル化を前提にした働き方・ビジネスモデルの変革です。我々はこのDX=第4次産業革命の渦中にいます。システムエンジニアの方であれば、現在の多忙な状況をふまえニーズの高さを体感しているとおもいます。
DXの急加速により、今急速にIT人材はどこでも求められています。特に、大手を中心にIT人材争奪戦がおこっています(体験談)。
コロナで様々なニューノーマルがありますが、このITの異常な需要もニューノーマルの1つです。
実際、IT人材の求人倍率の推移をご覧ください。
以下求人サイト大手の【】の求人倍率です。
全体が2倍程度に対して、6倍の求人です。。。その3倍。。。あつすぎます。
このあつくなるITのニーズに関して、いくつかの数字で客観的に、DXのインパクト・変化の大きさをご説明します。
ITの投資額の変化
ITの求人の変化
の2つで見ていきます。
IT投資額の変化
ざっくり2017年から2030年で投資が5倍増加すると予想されています。
5倍ですよ。
いくらITで自動化し、人件費が高騰し、ベンダーが値段を吹っかけてきても
5倍ってものすごい増加率です。
相当ホットです。
ITの求人の変化
当然IT人材は引っ張りだこになります。
2030年には最大79万人不足すると言われています。
実際私の知り合いのシステムエンジニアの方と会話しても、どこもかしかもDX案件ばかりでほんとに人が足りないと言っています。
ビジネス欠かすことのできないIT人材はには、まさに好機と言えます。
私も今回利用した転職エージェントを含む、社内SEの転職におすすめは以下の記事で解説してます。
ちなみに、転職は考えているけど、できればこの転職を機にスキルアップも無料でしたい!というかたには無料のプログラミングスクールも利用可能です。転職支援とセットになっているのでこの転職の機会に検討がおすすめです(タイミング的に)。相談無料なのでとりあえず話もきいてみるのもありです。
社内SEという職種が砂漠で水を売る状況な理由
DXによるシステムエンジニアの需要の増加はご理解いただけたと思います。実際のIT求人倍率をみてみます。
コロナで業界全体が落ち込みましたが、ITだけが際立って堅調なことが一目瞭然です。
ITの堅調さはわかったけど、
社内SEが砂漠で水を売るようなものってどういう意味?
実は、日本のシステムエンジニアの産業構造にその答えがあります。(以下図)
出典:平成30年版 情報通信白書(第1章 我が国のICTの現状 より)(総務省)
日本ではIT人材の
72%がベンダー企業に
28%がユーザー企業
に属しています。
つまり、
システムエンジニアがSierやSESで働くのは
水が豊かな日本で売るようなもんで
ユーザー企業に転職は、
ITニーズの加熱する最もホットな砂漠に売るようなものです。
2020年9月の日経クロステックの記事(日本能率協会(JMA)は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)の取り組み状況を調査し、結果を公表した。)によると(以下図)、
全体の3割しかまだDXは進んでいないのが現状です。
システムエンジニアが自己の希少性を上げるために考えてもらいたい事
ご説明したシステムエンジニアを取り巻く概況は
・DXによりIT需要の加熱
・異様に高い日本のシステムエンジニアのSier比率
・不足する事業会社の社内SE人材
です。
この状況を
・好機とみるか、
・はたまた、過酷な砂漠で近寄らないようにしよう
と、捉えるか一考の価値があります。
社内SEに興味がわいたあなたにあわせておすすめは以下の記事です。